パノラマ科学館  我が家のミニ・ソーラー発電システム

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   [4.2] 製作編 : ソーラーパネル・ケース
 目次 [1]構想編  [2]システム設計編  [3]特性測定編  [4] 製作編  [5]技術情報編 [ 7]参考情報編  [9]その他
 


  1 ソーラーパネル収納ケースの製作


 ソーラーパネルは防雨構造とのことだが、入手してみると長年の使用で大丈夫か心配になり
 木製のケースを製作することにした。

 材料は安価な 1x4 SPF材、19x88x1820mmで 200円以下と安価。
 電動丸鋸で切り割りして蓋とベースを作る。
 幅 660、長さ 900,厚さ 90mm

 幅 660、長さ 900,厚さ 90mm
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 追記

 2021.10 使用開始から8年が経過し、ソーラーパネルに内蔵の逆流防止ダイオードが故障し 代替品に交換した。

  最近、パネルからの発電が無くなっているのに気付いた。
  最初はパネルと引き込み電線間を接続するのにDCプラグジャックを使用しているが、接触不良が起こったように感じ
  コネクタを無くし直結にした。 これで少し発電するようになり、解消したかと思ったが、数日後再発。
  徹底的に究明したところ、ダイオードの故障を確認した。
  テスターの電圧測定では、リーク電流により あたかも電圧発生しているように示されるが、負荷抵抗として1Ω 10w
  を接続したうえで測定することでリーク電流の影響を無くし正しく把握できた。

  交換品に手持ちのショットキーバリアダイオード 3Aに交換し解決した。
  ダイオードはパネル裏側のケーブル接続用樹脂ケース内にある。
  ダイオードの故障の原因として考えられるのは、パネルをケースに入れたことにより、内部温度が上昇し、半導体の
  温度限界を越えたことが考えられる。

  直近は最大でも0.8A程度となっていたが、ケースの波板の汚れが激しく、清掃しようと考えていたところだったが、
  ケースに使用している 1x4材の劣化が激しく使用に耐えなくなったので取り外し パネルを直に据付る形とした。
  最近に無く、出力も1.2Aと増加した。
  1x4材の劣化防止のため塗装すべきだったことを反省した。
  また、裏側カバーにダンプラを使用したが、5年経過頃から劣化し、一部粉砕するようになり、材質不適合だった。
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 1x4材を切り割りしフレームに
 

 

 組み立てたフレーム。左が上、右が下部フレーム
 

 フレームを横からの姿

 上下フレームを蝶番で結合。
 中央のパイプは補強とアクリル波板の取付用
 

 横からの姿

 ソーラーパネルを取付。 右が上部、暖気から避けるため 少しでもパネルは下方に配置
 

 防雨のためのアクリル波板を取付

 底にダンプラを敷いて完成
 

 横からの姿

 2階のベランダに仮設置
 仮のつもりが、その後1年この状態のまま
 

 庭からの姿

  2 配線
 

 屋外の配線はフレキチューブを使用
 

 パネルケース→2階→1階の配管に丁度10m

 ソーラーパネル・ケースから2階までのチューブ
 

 

 2階の中継Boxを経由して1階に配管
 

 2階から1階への配管

 1階の中継Box。壁に穴を明け室内に配線
 

 

 


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