1 システム概要
1.1 ブロック図
現在想定される負荷と充電回路を検討した。
図1.1 ブロック図
1.2 回路概要
ソーラーパネルで発電した電気は充電コントローラで充電の制御をされ主バッテリーに充電する。
ソーラーパネルは初期の30Wタイプの他に、ポータブル用5W x3を別途接続できるよう2系統の入力に追加変更。
2系統の発電電流は それぞれ単独 または 合算でメーター表示できる。
ヒューズを介し、主バッテリー2系統に充電、または負荷への放電を行う。
放電側へのヒューズを介し、負荷側に供給し、Discharge Current メーターで電流を読むことが出来る。
携帯用の12V 2系統のバッテリーへフローティング充電を行う。 主バッテリーと直結では外部で使用し放電した場合、再接続時 大電流が流れる恐れがあるので
制限抵抗 0.47Ωを入れてある。
更に、アウトドア等で携帯バッテリーを消費した後充電する場合、
電流制御用の2Ωを挿入する/しないの切り換えるスイッチを設ける。
負荷側電流計で充電電流を監視しながら、スイッチの切り替えをする。
充電完了後は主バッテリーと同様、トリクル充電状態で保持する。
これにより、常時ほぼ満充電状態を維持できる。
主バッテリーが消耗している状態で充電された携帯用バッテリーを接続すると、電流が逆流するので
逆流防止ダイオードを挿入する。 ( 2012.5.12 改訂 )
12V負荷にはスイッチでon/offできるシガーソケット出力、出力DCジャックから供給できる。
1.3 接続図
図1.2 接続図
非常用および、アウトドア用電源として、LED照明、AC100Vインバータ、USB電源コンバータ等により
携帯電話、電池の充電、ポータブルテレビ・ラジオの視聴が出来る。
趣味のカヌーの電動ポンプのために6VバッテリーをACアダプターを介し充電できる。
接続には互換性のため、シガーソケット、DCプラグ/ジャックに統一し、ケーブルを共通使用できるようにした。
1.4 構造図
図1.3 構造図
1) ソーラーチャージ・コントローラ
・ Lead製 ケース 小型実用ケース PK-11 (W200×H110×D220) に実装。
パーツランドネットショップ経由で購入
・ ヒューズはパネル取り付けにならないのが難だが、汎用的な平型ヒューズを使用した。
2) その他の機器
・ 100円ショップの好みのケースを入手し利用
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