グリンデルワルト滞在2日目、ヨーロッパの最高地点 ユングフラウヨッホ観光に出掛けた。
観光後、ハイキングも予定されている。
8時半にホテルを出発、徒歩で10分ほどのグリンデルワルト駅。
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グリンデルワルト、アイガー、ユングフラウ地図。
どちら方向が景色が良いか考えながら座ったが、次のグリンデルワルト・グルント駅がスイッチバックだったので反対になってしまった。
グリンデルワルト駅に到着
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グリンデルワルト駅 |
ヴェンゲルンアルプ鉄道 9:17分発の電車に乗車。
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ホテルから見えていた牧歌的な斜面を登っていく |
アイガーの北壁を正面に見ながら
アイガーと逆方向の座席だったため、窓に接近できず写り込みが。
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クライネシャイデック到着。
ここでユングフラウ鉄道に乗り換える
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乗ってきたヴェンゲルンアルプ鉄道 |
ユングフラウ鉄道 奥の列車に乗る
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貨車もある。
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クライネシャイデックを出発。 アイガーが迫ってくる
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ユングフラウ鉄道は全長9.3km。
軌間1000mm。 ラックレール式。
最大勾配250パーミル。
三相交流 1125V 50Hzで電化。
1896年よりユングフラウ鉄道(総称)の建設が開始され、
1898年にアイガーグレッチャー駅まで完成し営業開始。
1912年8月にユングフラウヨッホ駅が開かれた。
上部約7kmはアイガー、メンヒの硬い岩盤をくり抜いた急勾配のトンネル。 この中に、アイガーの外を見ることの出来る窓が開けられ、駅があり、一時下車して眺められる。
山中のトンネルから外の景色を見るための展望台を設ける構想は、設計者のA.G.ツェラー(1839-1899)によるもの。
鉄道の開通前に死去。
建設中は、この穴から掘り出した岩を落としたそうだ。 |
クライネシャイデック方向を振り返る。
左に黄色い電車が見えるのはヴェンゲルンアルプ鉄道 ヴェンゲルン方面への路線。
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雪崩防護トンネル。 この路線は積雪期も、1年中運転されているのは凄い
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美人の車掌さんが検札に回ってきた |
アイガーグレッチャー駅から登り方向。 この先アイガーとメンヒの中の岩をくり抜いたトンネルが7km
グレッチャーは独語で氷河の意味。正面がアイガー氷河。
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トンネルに入り最初のアイガー北壁に設けられた アイガーヴァント駅。 ヴァントは壁の意味。 登り列車のみ停車。
列車は数分停車するのでアイガー北壁に空けられた窓を見物できる。
ホテルから夜にアイガーの中腹に見えた明かりの場所だ。
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アイガー北壁の窓。 昔は吹きさらしだったそうだが今はガラス窓がはめられている。
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アイガー北壁を登坂中の妻 |
アイガー北壁からの眺望。 左上に乗換駅、クライネシャイデックが見える。 ( 下写真は拡大 )
4枚合成。 画像の不足部分は周囲の色で塗りつぶしてあります。
クライネシャイデック(右上) と下山中にハイキングするコース方面。水色の池も見える
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いろいろな国の観光客がいる。 ギリシャの方達か?
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2つめのトンネル内駅、アイスメアー 氷の海を意味する。
ここも登り列車のみ停車。
下り列車とこれら2つの駅で交換する。
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こちらの窓も見物。 アイガー東壁に空けられている。
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外の景色も一変。 氷河だ
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10:55 終点 ユングフラウヨッホ駅。 ユングフラウの肩の意味。 ヨーロッパでもっとも標高の高い鉄道駅 標高 3454m
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駅はトンネル内、更に歩いて進む。 |
長いトンネル。 これが100年前に掘られたとは驚きだ。 |
鉄道建設の設計者 A.G.ツェラーの像。
完成前に亡くなったようだ。
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ヨーロッパ最高地点 3571mは最高地点展望台のスフィンクス・テラスの標高。
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