慶良間 大好き
        (  慶良間諸島  け ら ま ; 沖縄本島の西40km の島々)
 
2003.7  
その1 出発〜那覇空港〜RAC小型飛行機〜
             慶良間空港〜座間味島
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 目次    
1 出発〜那覇〜座間味島
2 座間味島情報
3 座間味島展望台巡り
4 無人島とシュノーケリング
5 小型飛行機から空撮
6 那覇・首里城


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 2003年 7月
 7/3 初めての沖縄、 今回は慶良間(けらま)諸島の座間味島に滞在し、南の海でシュノーケリングを目的に出掛けました。 美しい海、空、魚もたいへん美しく 、大好きになってしまいました。




 羽田空港搭乗口           羽田空港                   離陸して間もなく富士山が
 8:15発 JAL933便で那覇へ 、B747ジャンボだ。 2時間20分のフライト、アットいう間に着いてしまう。
離陸して間もなく富士山が ♪頭を雲の〜上に出し〜♪ のように見えた。
山開き直後だがまだ谷間の雪がくっきりと見える。 
 羽田を出て三浦半島沿いに南下し伊豆半島を横切ったと思われ、富士山の南側、駿河湾上空を西に向かった。
一面の雲の中から富士山と南アルプスの山々の頭だけが見え、数少ないチャンスの中、富士山空撮を初めて実現できラッキー!

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 沖縄付近の飛行経路を窓から見えた景色で推定した。
離着陸は向かい風方向で行われ、往路復路ともこの地域では南風だった。
羽田・那覇の航空路、那覇・慶良間の航空路とも、往復で島に対し異なった位置関係となった。
( 風向きが逆だとどうなるかは定かではない )

那覇・慶良間との間の交通は高速船、フェリー、飛行機の方法がある。
那覇〜座間味島間では高速船が便利であるが、上空から島の景色を見たいため空路 : RAC(琉球エアーコミューター)を選択した。

那覇〜座間味島間の交通は 2003.7現在下記である
 ( 名称 、 所要時間 、 片道大人料金 、 1日の便数 その他 )
高速船 : クイーン座間味 50分 2750円 2〜3便
フェリー : フェリーざまみ 90分 1860円 1便
飛行機 : RAC       15+α 7640円  1便 空港から座間味島間は送迎バス・村内航路の予約が必要 
                 ↑ 座間味島到着まで実際には1時間くらいかかる
琉球エアーコミューターの小型飛行機は阿嘉島滞在には便利だが、座間味島だと空港から阿嘉島の港へのバス、船で渡る必要があり、時間の短縮という観点ではメリットはないが、小型飛行機での低空から見る珊瑚礁に囲まれた島々の景色は美しかった。
往路の南側より復路の北側航空路のほうが、島々の美しさを満喫できた。

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 RACの飛行機 10人乗り        操縦席計器               操縦席とパイロット
 パイロット1名を含んで10人乗りの小型プロペラ機。
15分で到着するが遊覧飛行をすると思えば高い料金ではない。
往路の乗客は7名、復路は6名だった。
風の強い日は離着陸時はジェットコースターのようなスリルも味わえるそうだ。
横幅は2人が詰めて腰掛けて一杯。操縦席との境もない。 10人フルに乗るときには操縦席の横にも座る。
チェックイン時に手荷物を持った状態で体重を量り、乗客の中で重量バランスをとり座席が決められる。
往路では 私と妻は2列目と5列目の離ればなれの状態だった。
機内には冷房が無く蒸し風呂状態。 搭乗直後冷凍のおしぼりが渡され、客が後ろに手渡し送る。
当然客室乗務員はなし。
しかし景色は最高! 席によっては窓から景色が見えにくいが体重による位置決めだと我慢...
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 窓からの景色 薄い雲が        間近に島や珊瑚礁の美しさを見られる 慶良間空港が見えてきた
雲が懸かると有視界飛行のためチョット不安になる。 高度計、コンパス、気体の傾き表示器で操縦するのだろう。
巡航状態でも海上300m程度を飛行する。 これなら仮にエンジンが止まってもスムースに着水すれば助かる...
と、変な安心感を覚えた。 低空なために景色は素晴らしい

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 着陸直前 阿嘉島と慶留間島の間に架かる 阿嘉島大橋 海岸、海の色が美しい
島に架かる橋にしては(失礼!)素晴らしい橋だ! ここから左旋回して着陸だ。

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 慶良間空港が真正面に見えてきた 滑走路の真ん中だ、ウマイ!       無事着陸...ホッ...
でも楽しいフライトだった。 帰りの便の楽しさへの期待とちょっぴりの不安が膨らむ。
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 慶良間諸島は沖縄・那覇の西40kmにある20数個の島から成り立っている。
右上の沖縄本島・周辺図の 黄色の枠内を拡大したのが上図。
これらの中で下記の島は 座間味村に属している。
その他 東に渡嘉敷村、北西に渡名喜村、粟国村、久米島がある。

図中の水色で表示した線は、今回の滞在で移動した船の航跡である。
 (1) 慶良間空港_バス_阿嘉島〜座間味島への移動
 (2) 無人島渡し船 安慶名敷島へ
 (3) 無人島渡し船 安室島へ
 (4) ボートシュノーケリング 安室島へ

慶良間諸島は世界で最も透明度の良い海の3本指に数えられているそうだ。
他はオーストラリアのグレートバリアリーフ、エジプトの紅海。
水中で多くを撮影したがシュノーケリングで充分楽しめた。


        島のデータ       平成7年 国勢調査データ
島名 面積 周囲 人口 世帯数
座 間 味 島
5,942,623m2  
23,320m  
614 307
阿 嘉 島
3,066,148m2  
11,550m  
335 170
慶 留 間 島
(外地島を含む)
1,690,322m2  
4,900m  
90 43

久 場 島

1,573,842m2  
3,370m  
     
屋 嘉 比 島
1,288,732m2  
3,052m  
   
安 室 島
619,637m2  
3,052m  
   
嘉 比 島
95,234m2  
763m  
   
安慶名敷島
83,120m2  
762m  
   



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 阿嘉港                    阿嘉大橋を後に高速ボートで       座間味港に到着 フェリーざまみ
空港からの送迎バスで送られ阿嘉港からの渡し船に乗り込む。
今回は旅行業者から宿泊する座間味島の「シラハマ アイランドリゾート」経由で 空港・阿嘉港・座間味港の送迎を
手配して戴き貸し切り(他の乗客はなし)の高速ボートで座間味島に向かう。 それぞれ10分余で到着。
飛行機を自分で手配した場合はバス、船の予約依頼をしないとバスは定期便がない。船は村内航路利用。

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 座間味島で有名なビーチ 「 古座間味(ふるざまみ)ビーチ 」
船着き場から村営バスで約10分。 歩いても30分余だが坂があり、南国の暑さの中では大変。
売店があり、昼食やかき氷など海水浴で必要な物は一通り買える。
水泳・シュノーケリングに必要なレンタル屋さん、ビーチのアトラクション バナナボートもある。
遠浅で珊瑚の砂浜が美しく、南側の岩場周辺 (海に向かって右 :写真でうす黒い所)には珊瑚がある。
ただ、珊瑚はかなり痛んでいてごく一部でしか美しいものは見られなかった。
人的な破壊もさることながら、オニヒトデ、2000年前後の海水温上昇での被害も大きいそうだ。
引き潮になると立ち泳ぎでサンゴに足が着く場所があるが、サンゴの上に立たないよう、触れないよう気を付けよう! 
しかし魚も多く、餌付けされた状態ですぐに寄ってきて楽しめる。
チョウチョウウオ、ブダイ、ツノダシ、マツカサウオ、スズメダイ、カマス、その他多くの美しい魚に出会える。
数ヶ所でクマノミも見付け、撮影に熱中した。 ウミヘビも見掛けたので近づかないよう注意!

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 古座間味ビーチで。  透き通った水、差し込む太陽、光が波に揺れ、青い空 見飽きない美しさだ!

古座間味ビーチの360°全周写真をご覧下さい。


古座間味ビーチ 360度連続写真
  2003.7      高速 低速     


 
360度がいつまでも続きます。 
 このページのJAVAスクリプトは 「瀬戸の夜景」さんから提供いただきました




古座間味ビーチで出会った熱帯魚たち
 (左上) 美しい枝サンゴ 黄色、白、紫
 (右上) 枝サンゴにルリスズメダイの群
 (左下) ウミズキチョウチョウウオ
 (右下) ヒフキアイゴ



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 クマノミ イソギンチャクを隠れ家にし、愛らしい
 

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