DIYのページ

 ホンダ フリードスパイク ハイブリッドの車中泊対応の改造  2015.10.10

  .pb_home  .     

 
 
 [2] 車買い換えのいきさつと車の特徴

 

 2.1 車買い換えのいきさつ

 このページは私の車買い換えまでの経緯で鬱憤を交えての記述もあるので、読んでやろう!と思った方以外は
右上「次へ」のボタンで飛ばして下さい。

 2015.9 今までの車があと4ヶ月で10年、走行距離も14万kmとなる。
 車検まで、もう1年は乗ろう、出来ればもう1回車検を受けで あと3年乗り続けようと考えていた。

 今年の春先に、エンジンを掛けると1秒弱ブーンと 2000min-1 くらいまで回転が上がった後、スッとエンジンが停止する現象が発生した。

 それも妻が掛けたときだけ。 私の乗る頻度は少ないが1度も発生したことはない。
 掛からないときは、4〜5回続けて。 やがては掛かるので様子を見ながら検討することに。
 妻がやり 発生した直後、私が交代すると正常起動、再び妻に変わると異常発生という状況。
 エンジンが掛かった瞬間にアクセルを踏み、吹かす感じにしたら...とか試しては見たが効果無し。

 そこでディーラーに行き上の状況を説明し対処を依頼すると、スロットルのユニットを交換とのこと。
 スロットルで 何故 妻と私の発生状況が異なるのだろうかと疑問を投げかけてみたが、とにかく先ず交換とのこと。
 値段を聞くと6万円くらい、 それで治らなければ次の対処とのこと。
 腑に落ちないままパーツを依頼し、整備工場の空きがある一週間待つことにした。

 キーに問題が無いかの確認のため、妻のキーの電池を新品に交換、
 妻と私のキーを交換して様子見、が影響なし。 ( 私のキーでも妻では発生 )

 スタート操作は、 スマートキーなので、 ブレーキを踏み、スタートボタンのランプが緑に点灯したらボタンを押す。
 よく観察すると、妻の方がブレーキを踏んでからボタンを押すまでの間隔がやや早い気がしたので、
 一呼吸おいてボタンを押すと幾分発生確率が下がるように思えた。
 
 意識的に 緑ランプが点いたら直ぐにボタンを押すと必ず再現できることを突き止めた。

 そうこうするうち 修理の日となり、ディーラーでセールス担当だけでなく、サービス担当者にも同席して貰い
 上の状況を説明し、実際に車で私がボタンを早く操作して再現して見せた。
 原因は例えばフュエルポンプの可能性は無いのか,,,とか、 
 再現した現象は何故発生するのか等々質問したが納得いく回答や対処方法は示されなかった。
 何処かへこのような現象について問い合わせることが出来ないのかとも質問。

 このまま言われるとおりスロットル・ユニットを交換しても治るかどうか疑問だったので、ひとまず作業は中止することに。
 しばらくはボタンを押すタイミングを遅くし様子を見ることにした。
 幸い、費用は請求無し、当然だろうが...

 数日の内には、あれほど素人が原因追及しようとし、手掛かりかもしれない状況を報告したのだから
 何処かで調べてくれて連絡があるかとも薄々期待していた。
 そうでなくとも具合は如何ですか?と 電話一本入れてくれるのが人情では無いだろうかと。
 でも なしのつぶて、不信感にも変わっていった。

 暫くは1週間に2〜3回発生したが、次第に発生しなくなり、1ヶ月もすると全く発生無しとなった。
 とはいえ、何時また発生するか...爆弾を抱えている気分。
 何度か掛ければスタートできるのがまだ幸いだったが。

 夏が過ぎる頃、フとあと4ヶ月で車検かと勘違いし、その前に車を変えようかという気にもなってきた。
 ディーラーに行き、我々のスタイルに合う車を探した。
 つい、電話一本無かったこと、トラブル解決の姿勢や体制に不満があることをぶつけたが、暖簾に腕押し状態だった。

 この車は購入から1年少し後にトラブル発生。
 愛知県豊田市の東、山奥の日帰り温泉から戻ろうとしたら、エンジンが掛からない。
 バッテリー上がりでもないしアラーム等も出ていない。
 ブレーキを踏み、準備完了の緑ランプが点灯しているのに スタートボタンを押してもセルモーターも回らない。
 ディーラーに電話してもバッテリーチェックからの話。
 2時間ほど 時間をおいて試したり、駐車場が傾斜があったのでニュートラルで少し下がって急ブレーキでショックを与えたり。 考えられるだけの試みをしたが、夕闇が迫りJAF に依頼し 30kmの豊川へレッカー。
 レッカー車に乗せるのにも一苦労。 エンジンが掛からないとハンドルロックされ回転もできない。
 JAFの担当任せだけでは捗らないので一生懸命手伝い乗せるまで1時間。
 途中から雷雨でびしょ濡れになりながら。
 自宅の近くのディーラーから見て貰えるよう連絡を取って貰っていた豊川の営業所に到着したのが夜8時。
 既にサービスは帰宅したという。
 おまけに翌日から2日間休みなので見るのはその後だという。
 何なんだ、この対応は。

 レッカー車に乗せた頃から、もしかして何もなかったように動くのではないかという思いを抱きながらいたが
 ある営業マンが試しに掛けたら案の定スタートした。
 やはり、と思いながら取り敢えず自宅まで戻ることにした。
 一旦停めるとまた掛からないと困ると思い、家に近い御殿場のSAまで走り、夫婦交代でファストフードの蕎麦をかき込み帰宅したのが日が変わった1時半。
 途中ガソリン切れも心配しながらエンジンを切らないよう給油もせずギリギリで到着した。
 レッカー代数万円は自費だったのは当然なのか、仕方がないのか、折衝もしなかったが。

 何が原因でセルが回らないのか、何らかのインターロックが掛かっているのだろうからアラーム表示機能があれば一目瞭然ですぐに対処法も解るだろう。
 今時のコンピュータならログをとり、後に解析すれば原因追及も出来るだろう。

 実は、私は機械の制御装置を設計していたので、如何にユーザーに迷惑を掛けず、自社のサービス部門(機械中心の会社だったので電気に詳しい人は少な かった) にも負担を軽減し解決するかを追求してきた。

 それが、これほど販売実績があるT社の車で、ほとんどその機能が無いとのこと。
 メンテナンス用のコネクタがあり、過去の履歴がコンピュータで吸い上げられると聞いて期待したが、
詳しく聞くと最新の事象1項目しか解らないとのこと。 これでは、現地で直後でなければ判定できないし出来ない可能性も高い。

 結局通信系か、分散しているコンピュータの何れかが異常なのではないかと、ハーネスといくつかの基板を交換して貰った。 幸い、保証期間中だったので作業は無料だった が1週間の入院。
 これが保証期間後だったら いくら掛かったのだろうと恐ろしくなった。
 その後も暫くは、交換した部分が正しかったかどうか確証はないので、暫くは山奥などに入るのに恐怖がつきまとった。
 幸いその後発生しなかったので、気にならなくなったのは数年先である。

 その対策工事の不具合が発生。
 四国へカヌー旅行で今治駅前での交差点を曲がろうとした瞬間、
 ハンドル中央のクラクションを鳴らす部分がポロッと膝の上に転がった。
 細い線も繋がっているので 慌てて戻し支えながら自分のディーラーに連絡を取り、最寄りの店で対応して貰った。
 今治の店の方は丁寧で、無料で対応してくれたのは救われた。
 ネジ留めブラケットの正しい位置に合わないまま締め付け、ブラケットも曲がっているという。
 先日の対策でハンドルのコンピュータも交換するということだったので、その時の作業だろう。

 その後、暫くはハンドルの下に手を添えておく習慣が付いた。
 外れてクラクションが鳴らないだけなら何とかなるが、断線すればセンサー等の信号不良で動かなくなるかもと
 変に想像してより気にしたかもしれないが。

 その後は特別に大きな問題は無かったが、2〜3回リコールで修理に出した。
 一度は、車の下に潜り、ディスクグラインダーでギーギー削っている音を聞いた時には大丈夫かと心配になった。

 エンジンオイルが3ヶ月もするとかなり減るが、常に家に3Lのオイルをストックし、減っていたら継ぎ足していた。
 あるとき、フとそのことを伝えると 隣のセールスと顔を見合わせ 無償修理するという。
 修理と言ってもエンジン分解するとのこと、数日間預けることとなった。
 これはリコールでは無かったのであろう、が重大な問題では無かろうか。

 数年前、それまでずっと担当して下さっていたベテランセールスが、社内での意見の相違で退職した。
 新しいセールスということで一度だけ電話で変わった挨拶があったが、
 その後3年間、何度か店に行っても会ったことがない。
 昨年、若いセールスに変わった。
 最近は車の更新頻度は10年超なので変わったのかまで勘ぐってしまった。

 そんなこんなもあり、次第にモヤモヤが蓄積していき、我々のアウトドアスタイルに合う車は何だろう?
 と、検索するとH社の車が気になり始めた。

 先に書いた、車検を1年勘違いはしていたが、 H社のディーラーも近くにあるので見に行っても...と思い、
 気軽にプラッと立ち寄った。
 車を眺め、車中泊できるか寝ころんで様子を見たら、すっかり気に入ってしまった。
 歩いて行ったので、また来るということにしたが 下取り車の査定もするので午後にまた出掛けた。
 午前中にT社のディーラーでモヤモヤが残っている状態が影響したかもしれないが 対応に好感を受けた。

 これまで30数年 T社の店だけしか立ち寄ったことがなかったが、店のスタッフや店長の雰囲気がガラッと違う。
 そう言えば、T社の雰囲気も以前はそうだったように思い出された。
 最近は利益重視主義が徹底し、それなりに売れるのでアグラを書いているのではないかとも感じている。

 車種やオプションは予めネットで見てメモして行ったので、話もスムース、直ぐに見積もりとなった。
 最初に出てきた見積もり、下取り価格も含め、とても決めようと思う金額ではなかった。
 こちらの予算を提示し、それに近付けるために不要なものは削除しても良いという条件で再見積。
 大分時間が掛かり待ちくたびれた状態でやっと提示。
 開きも大きいので帰ると言ったがもう一度とのこと、店長登場でオプション変更と、決算月なので何とかするとのこと。
 こちらも多少の妥協をし購入決定。

 自分でも1日、2時間ほどで決めるとは考えていなかったがこれを衝動買いと言うのだろうか?

 店や人により活動の雰囲気が違うだろうが、 今回の店は店長自ら動き回り、目配りをし指示を出し、
 スタッフもテキパキと活動する姿を眺め、久しぶりに感動した。

 かくして納車の日を迎えた。
 T社は、今まで自宅まで届けてくれたが、長い付き合いのセールスだったからか、今回は店に行ったが、これも合理的で良いかも。
 驚いたことに、納車時にガソリン満タンだった、 これまでは少し走れるだけですぐ給油。
 新旧2代の車を並べて記念撮影もしてくれた。
 何故か、思いも寄らなかったことで凄く感動した。



 2.2 我々にピッタリの車

 車は フリードスパイク ハイブリッド、 ジャストセレクション

 ・ ハイブリッドなので、燃費がよい

  これまで1300km走行し、18〜19km/L の実績だ。
  これまでの車も車体と2400ccの割には11km/L で良いと思っていたが、 最初の給油が約650km走って35L。
  ハイブリッドの価格が高い分にペイするかどうか、もう少し経過を見て考えてみよう。 
  遠距離も出掛けることが多いので燃費が良いのは大変助かる。

 ・ 停止時、いや走行中や減速中でもアイドリングストップする。
  再起動時のエンジンが掛かる音やショックを心配していたが、走行中はショック無し、
  停止からスタート時に少しショックがあるが、今までの車でセルで起動するに比べたら極めて小さい。
  エンジンが新しい内だけかどうか心配はあるが、先ずは問題なし。
 
 ・ 2列目席を倒すと完全に平らな空間となり、クッションを良くすれば安眠には最適だ。


  これまでの車では 宿泊地に到着後 運転・助手席のヘッドレストを外すのが重くて大変、
  シートを倒しデコボコを毛布等で平らにし、シュラフを敷く作業。
  急いでも他の作業と合わせ30分。 その上で夕食もとった。
  当然、このままでは運転できず。
  翌朝はその逆の作業で30分。 複数日の旅ではこれを繰り返さなければならない。
  通常前後左右のドアを開けて行うので、雨の時は窮屈な社内で前後移動しながら四苦八苦。

  今回はマットやシュラフは出発前にセットし、宿泊地で棚に荷物を積み上げ就寝スペースが完成。 5分ほど。
  食事も棚に荷物を積む前に、広い食卓にし夜の大宴会。


  就寝時に床に置いた荷物を棚に載せるのに5分。


  翌朝は棚から荷物を床の上に置き5分で出発可能。 ( 実際には結露する場合が多く、その時間は別 )
  複数日でもこの繰り返しなのは非常に楽だ。
  雨でも車内の作業だけで簡単に済む。
  駐車場内等の短距離なら棚の荷物が崩れないようソット運転することも可能。 ( 駐車騒音回避時 )

  大きなワンボックスやキャンピングカーならもっと楽で快適だろうが、
  日常使用の車でもあるので小回りも利くし我々にはピッタリ。
  
 ・ 運転席の表示にいろいろな機能があるので、私にとっては技術的な趣味にピッタリ。
  如何に燃費を良くするか、1000kmほど走った中である程度習得できた。
  回生ブレーキの充電パワーの状況、ガソリン走行とモーターパワーの意識的な切替操作。(状況で可否あり)
  残念なのは、バッテリーとモーターの容量が想像していたより小さかったこと。

  これまで、意識して見ていたハイブリッド車はT社のものだった。
  例えばスタート時は主としてモーターで動く。
  これが、今回はスタート時必ずエンジンスタート後、ある程度速度が上がるとモータがアシストする。
  H社はあくまで燃費向上のためにモーターがアシストするという設計思想のようだ。

  バッテリーが小さいことは、よく山に出掛ける我々にとって不都合である。
  標高差100m程度を下るとバッテリーが満杯になる。
  そうすると回生ブレーキが効かなくなる。
  バッテリーにエネルギーを溜めて制動出来ないため機械式ブレーキになる。

  回生と、機械ブレーキの切替も技術的に素晴らしいと感動する。
  停止直前、同じブレーキペダルの踏み込みでも、回生から機械ブレーキに切り替わるショックが解る。
  重要機能のブレーキが複雑な制御をしており、当然フェールセーフも考慮されているはずと信じたい。
  切替のタイミング差で制動距離が少し伸びる感触があるがほとんど停止直前なので問題なし。

  オプションで、バッテリー容量2倍、3倍などがあれば購入したいが存在しない。
  重量やスペースの制約もあるだろう。
  近くに箱根があり、カヌーには山が付き物なので、この点は残念だ。
  登りは一生懸命ガソリンを使い、下り直ぐにバッテリー満杯になると
  後のエネルギーはブレーキディスクから熱になって逃げていく。
  まあそれでも、普通の車と変わらないのだから諦めよう。

 ・ エンジンは1500ccなので、モーターアシストがあるとはいえ、少しパワー不足。
  シフトレバーにSボタンというのが付いていて、これを押すと1〜2割エンジン回転数が上がり
  パワーが出るので、マアマア。 Sとは、シフトダウンの意味か。そう呼んでくれれば理解も容易なのだが。
  しかし、ドライブモードと大きな減速比差でないので、エンジンブレーキとしては殆ど効果無し。(1速下げた程度)
  もう一つボタンを増やしシフトダウン・アップの切替が出来れば良いのだが。
  ボタン1個追加のコストと制御ソフト・表示だけで実現できるのだから。

 ・ これまでの車も同じCVTだったが、シフトダウン/アップの機能があった。 いわゆるマニュアル変速と同等機能。
  山に出掛ける事が多いので、出来る限りこれを活用し、エンジンブレーキで速度制御してきた。
  箱根峠から下まで下りるのにブレーキを掛けるのは3回程度で済んだ。
  今回はSボタンだけで、回生ブレーキも先のように直ぐバッテリー満タンで効かなくなるので かなり長いことブレーキを踏まざるを得なくなったのは残念だ。

 ・ これまでの車に比べ非常に静か。
  交差点で停まっているときはアイドリングストップなのでなおさら。
  心配していたエンジン始動ショックも小さいので静かさは格別。

 ・ 視認性はイマイチ。 これまで太いフロント左右のピラーが死角となり、横断歩道の歩行者・自転車を見づらかった。
  今回はフロントグラスが前に傾斜があり、一見広々して見易い感触だが、
  山道で右カーブは広い面積が死角となる。 一長一短あるものだが、慣れるしかないだろう。
  これまでの車は市街地でピラーの左右を頭を振って見ていたが、今回は山道の右カーブで。
  後退時も後数十cmの窓ガラスでない部分が見えにくい。

 ・ 車中泊パッケージという天井のパイプとカーテンがオプションにあり、これで窓の目隠しができる。(別項目参照)
  想像していたより出来が良く、直ぐに車中泊の体制ができるのは嬉しい。


 ・ 後部のスペースが広いが、トランク部分を含めてなので、寝る時は荷物を何処かに収納する必要。
  そのために後部に棚を作った。 運転席や助手席に置くという奥の手もあるが。
  不足分は近い内に ルーフキャリア、ルーフボックスを購入しようと考えている。

 ・ ホイールベースが意外と長い、特に後輪がかなり後にあるので、内輪差、何時までも後部が残る感触がある。
  慣れの問題だとは思うが。


 * 蛇足だが、ナビの件

 前回純正カーナビで走行中操作できないのが難点だったが、今回迷ったがやはり純正にした。
 P社製の中位のモデル。 しかし、気が狂いそうなくらい操作体系が訳が分かりづらい。
 案内のバグと思われる現象も合わせ、ナビ不信に陥っている。

 操作体系も何かの設定呼び出しや変更をするとき、メニューからや 設定からと入口が異なり、
 取説を読んでも頭に入らない。 慣れの問題かとも言われるかもしれないが。
 が、私は前述の通り、小規模会社だったが制御装置を設計し、取説原案も書いていたので、慣れだけでは無いと思う。
 全操作系統図を書いてみれば明確になるだろう。

 同じ操作をするのに、明らかにタッチ数が多くなる。
 今まで3タッチで済んだ操作が5〜6タッチしないとできないことがある。
 ナビ画面から設定の全ルートを表示するのに前のは2タッチ、今回は5タッチ?(確認していないが記憶で)
 しかも、再探索して表示される。

 おまけに例えば複数ルート経由地点を追加設定し、複数行なので見えない最下行にある確定のボタンまでスクロールし
押す必要がある。
 押さないで現在地表示などすると設定が入力されず以前のまま。
 入力したのだからそれを認識して良いのではないか?

 目的地一つでなく途中に経由地があると複数コースからの選択ができない。
 そもそも単に経由するだけでなくそれぞれが目的地の場合も多いのに。
 走行中に途中の目的地、いや経由地にされている地点までの距離や到着予定時刻が見られない。
 設計思想が凝り固まっているのでは。

 最初の旅で、長野県白馬村で目的地設定し、全コースを確認後、走っていると思わぬ所で右折の案内。
 土地勘があったので可笑しいなと思いながら、近道でもあるのかと取り敢えず曲がってみた。
 ところが200mほど行くとサッカー場があるだけで、その先は未舗装の細い山道になっている。
 操作のいらだちと合わせ、これがこのナビ不信の始まりだった。

 その他にも とんでもないコースを案内することがたまにある。
 おむすび状に一回転し、同じ地点に合流し先に進む案内とか(下写真)、


 全体図は左折方向のルートなのに、交差点での詳細図と音声案内は右折。
 これには最初自分の勘違いかと思ったが、その後同様現象を3回明確に見ている。
 決して地図上方が 自車/北の設定の影響ではない。 その後の交差点では正常だったし。 
 ( この現象が出たとき写真撮影しようと思ったが、交差点で移動中だったので消えてしまった )

 前回はナビの取説は最初の頃見たことがなかったが、今回は読まざるを得ない。
 すると、ナビゲーションの誤りについて、「適切でない場合があります」という言い訳の文章が随所に見られるのに気が付いた。
 C社さん、大丈夫だろうか? そういえば前のナビは何処製だったか? デン○か?

 何故か、このページの目的に反し、最後の蛇足に力が入りすぎた、お許し願いたい。
 

  .pb_home  .