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No.16

  自転車置き場製作 第3期工事
  外置収納の製作    
   2014.12

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 第1期工事で 自転車置き場の基本構造とポリカーボネート波板の屋根までを完成した。

 第2期工事は、棚取付と 周辺の雨除け用縦波板張り。 2013.11完成。

 第3期工事では、物入れを製作する。

 2期工事で一段落してから、しばらくパワーを注入できなかったが、夏の暑い時期が過ぎ、
 その間に細かな構想を進め 10月中旬から着手し1ヶ月半で完成。

 特に資源ゴミ収納部は、室内から窓を開け投入・保管し、ゴミ回収日には外扉から持ち出せる構造にしとても便利。

 資源ゴミ収納部 動画


 

 自転車置き場の収納配置。
 工具等をこれまで物置の奥に仕舞っていたが、
奥深く 中腰で引き出さなければならず不便だった。
 奥行き450mmの浅い棚に楽に入れられるようにする。
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 第2期工事で製作しておいたベース
 これの上部に収納を造る
 
 柱の製作
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 構造はパネル工法とした。
 パネルの柱の加工を完了。

 パネルを締結するための切り欠き
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 パネル上部の直角パネル結合用切り欠き

 パネル面にはパネコート材を使用。
 自転車置き場の下に設置するが、多少の雨の吹き込みに耐えられるよう考慮。 材料購入後、意外とパネコート材は重いのに気が付いた。 3x6定尺で約15kg
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 パネル締結用の切り込み。意外と複雑だが、丸鋸だけで製作
 
 パネルの製作
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  パネル製作過程。 柱の切り込みにパネルを貼り付けていく。 接着は事前に水に強いタイプを要所に、 単価が高いので中間を木工用ボンド使用
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 接着剤 耐水性テ スト
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 接着剤の水耐久性をテストするサンプルピース。
 水に浸した後の目視状態と手で剥がした結果 : 
  木工用ボンド : 一晩でふやけた状態になり剥がれた。
  セメダイン G : 一晩浸水後 目視では変化無かったが簡単に剥がれた
  セメダイン・スーパーXG : 3日間後も目視での変化無し剥がれず。その後乾燥しても問題なし
   → これを採用することに決定。
 
 
 パネルの組立

 製作したパネルをベースの上に組み立て
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 右の高い部分は高さ方向の空間を活用するため2.4m高
 2.4m高部分と下部本体は配置の都合上奥行きが異なり
 やや構造が複雑になってしまった。
 

 組立完了。強度のために中間棚も設置してから移動する。

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 塗装

 塗装のためのマスキング。
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 棚にもマスキング。
  
 塗装作業。 高さ2.4mあるので脚立に登り塗装。 2度塗り。
 

 塗装したら早いうちにマスキングを外す
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 移動・設置


 玄関前の芝生で組み立てたが、自転車置き場まで移動する。
 パネコート材が意外と重かったので総重量約80kg
 片側を持ち上げるくらいは何とか出来るが横移動は夫婦2人では困難。
 下にコンパネを敷き、鉄製の水道管をコロにして移動。
 

 コンクリート通路部分からコロで移動
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 コーナーを角度変更しながら徐々に進む

 自転車置き場に20分ほどで到着。
 さほどの力も要らず コロの効果は絶大

 上部や横の柱間の隙間は約2cm。
 角材の上を滑らせ、テコを使って上下移動し設置完了。
 
 
 扉の製作

 扉の枠製作。
 ベニヤを扉面より1段奥に貼るための切り込み
 電動丸鋸の幅ガイドが活躍
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 1x4材の幅が狭い側はぐらつかないよう複数枚クランプして水平を確保し加工

 溝切り完了した材料
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 枠を組み立てベニヤを貼り付けた扉、完成状態

 扉の裏面。
 補強と、厚さスペースの活用も意図しながら配置決定
 

 本体と扉を蝶番で仮取付。
 蝶番の調整は意外と手こずった
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 左側は2枚の扉の折りたたみ構造。
 左上のスペースは分別回収の空カンとプラスチックの収納。
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 分別回収用ビニール袋ハンガーを設置
 引っ掛けるだけで袋を吊るせる
 

 分別回収の収納部分は上扉と前扉を装備。
 窓から上扉を開け、収納袋に室内から投入できる。

 分別回収上扉は2つ折り。
 雨戸の戸袋の下まで本体を潜らせる。
 上扉1枚では、干渉するため苦肉の策
 

 扉を取り外し、マスキングして塗装
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 複数の扉とパーツを吊して一晩乾燥。
 夜は雨の予報だったので自転車置き場の屋根の下で。
 

 塗装後再組立した外観完成状態
 ( 右下扉は後日別途工事予定 ; 構想中 )
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 使用状態の資源ゴミ保管部。
 これまで室内に保管して置いた 空き缶、プラスチック系、段ボール、空き瓶、金属などのスペースが出来た。

 分別回収用上扉は お遊び要素を盛り込んだ。
 室内から扉を外側に開くと手が届かなくなる。
 ワイヤーで開閉できる仕組みを採用。
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 上扉開閉のワイヤーガイド製作。
 戸車を利用し、2x4材を加工してユニットを製作
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 戸車の円に合わせて彫り込みを造るのに、木工用ドリルで深さを制限して掘った。
 蓋をしてしまうので、見栄えの悪さは気にしない。
 ワイヤーのガイドに市販の軸とパイプを利用。

 ワイヤーが緩んだときに外れないように考慮した隙間。

 ワイヤーガイドの組み付け状態。
 1.5mmのワイヤーを使用
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 塗装し取り付けた状態。
 持ち手は100円ショップの木工材料の球を利用。
 
 棚の製作


 棚は主としてパネコート材で製作。 必要なサイズに切り出す。
 細かいサイズの板があるのは、電動工具の棚仕切り板
 下2本は向かって左側の柱。 棚板を切り込みに填め込む。
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 電動工具の棚。 工具1つずつ水平に差し込む構造とした。
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 棚板の前面は溝を切り出した細い角材を貼り付け。
 パネコート材切断面より見栄えがよい。
 

 以前の物置での工具収納状態。
 省スペースのため、ハンガー金具に立体的に吊す構造だったが、奥の物を取り出し・戻すのが面倒だった。
 電動工具の電線を巻き付ける必要があり、手間だった

 工具収納部
 
 工具収納スペースの比較 単位 [mm]
 
  奥行  
従来 630 420 510 0.135立米
420 360 620 0.094立米

 従来は三次元的空間利用して収納効率が良いかと思っていたが、意外とスペースをとっていたことが解った。
 工具箱、電動ドリルの上のスペースが活用されていなかったため。
 従来に比べ工具一台毎に簡単に引き出せ、コードも軽く丸めて押し込むだけで良くなったので、容易になった。
 

 棚板は太めの角材で強度を保たすのが一般的だが、奥側は薄いベニヤを縦に貼り付けることを思い付き、強度試験。
 棚板幅約800mmの中央を片手に体重の一部、約30kgを掛けた撓みを測定。
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 パネコート板のみ、13mmと大きく撓み、重量物は載せられない


 パネコートの端部に1x4材、18mm厚・30mm幅を接着。これなら、さほど重くない物なら載せられそう。



 端部(奥側)に厚さ3mm、幅60mmのベニヤを接着。 驚くことに僅か1mmとほとんど撓まず。
 中央の荷重に対し、薄くても横に引っ張り力として作用するので薄くても効果あるのだ。
 これは、橋のトラス構造の原理と同じだ。
 薄いので奥行き方向のスペースを割かずとも耐荷重のための構造として有効なことが解り採用。
 当然、収納本体の奥側壁面に接着すれば同等の効果があるが、棚は将来高さ変更可能なように取り外し可とした。
 

 奥側補強縦ベニヤ板の状況
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 棚の完成状態。 棚板前面のサンを塗装して感じ良くなった
 電動工具もスッキリ収納。
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 追加の細工

 工具箱下のスペースに収納する引出。
 奥は高さ88mm、手前は 1/2サイズ2段とした。
 これで釘と木ねじを収納でき便利になった。
 1x4材で製作。
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 二段を重ねた状態。 350W 435D 88H
 

 扉裏 工具収納。 工具箱には入らない大きめの工具。
 扉の裏側スペースを利用し収納。
 簡単に出し入れでき便利
 
以降 2014.12.24追記
 

 扉裏 長物収納・
 スッキリ収納。
 

 扉裏 市指定ゴミ収集袋保管。
 外置きのポリバケツに使用する袋の収納。
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 第2期工事から一年経過し、やっと収納を製作でき、資源ゴミ保管、工具等の収納状態が劇的に改善できた。

 右下の一部は未完成だが、もう一ひねりした収納を作ろうと構想を練っている。
 

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