DIYのページ
No.37

 クローゼット引出の製作 2019.4

   pb_home  

 

 洋室にした部屋に2本の2間幅クローゼットを設置しタンスは廃棄した。
 衣類は適切なプラスチック箱などを入手して収納する計画だったが、引き出しの利便性は大きいと考え直し クローゼット内に引出を作ることにした。

 一般のタンスの引き出しは、幅90〜120cm、奥行き40cm程度だが、クローゼットの奥行70cmを有効活用するため 奥行き70cm、幅38cmと異形に。
 前後が深すぎるので、後部は逆の季節の衣類を保管するためだけに利用するなど対策を考えながら製作した。
.

 所有の引出のタンスは2棹。
 引出本体はリメイクして使用することに。
 一部抜いた状態で気が付き記録に残すことにし撮影。
.
 

 引出は再利用のため幅を揃えて切断。
 キックバックが起きやすいので注意しながら。
 丸鋸切断テーブルで比較的正確に切り出せた。
 

 前板を切り落とした状態
 

 加工テーブルで繰り返し加工も容易。
.

 2辺を切り取った引出本体と前板を再利用。
 元のタンス用引出2段で 1段にリメイク。

 前板は2枚に分割使用。
 引出本体とはダボ接合。

.

 前板はトリマーで化粧加工。
 以前の塗装はサンダーとサンドペーパーで磨き。
 思ったより感じが良い仕上がりに。

 引出前面にスプレー塗料で塗装。
.

 

 引出サポート部は、塗装合板にトリマーで溝加工しガイドバーを接着。
.

 左右の板の加工完了。
 横結合バーを製作。

 底部は幅広にし床板にネジ止めし固定。
.

 

 本体の組立て。
 高さ1.8mあるので、設置する室内で実施。
.

 本体の組立て完了。
 意外と重量があり、床に毛布を敷き 引っ張って移動。

 クローゼット内に設置。
 この後上の横棚板に結合。
 引出の取っ手も再利用。

 引出設置完了。 11段あり収納力も十分。
 意外と引き出しやすく、クローゼット扉内なのもすっきりして良い。 引き出すのに扉を開け閉めするのも苦にならない。
 前面の縦柱も塗装したものを貼付け イメージが良くなった。
.

 使用しないタンス本体は清掃センターに持ち込み廃棄に。
.
.

 ・ 小物衣類の収納には 引出の利便性は最高。

 ・ 素人細工のため、抜き差しがヤヤ重いのと、一部動きが固い部分があったりするが マア利用でき満足。
  思ったより、前面のイメージ、塗装も良い仕上がりになった。
  前板4辺をトリマーで飾り加工すると美しく、今後も活用したい。

 ・ 使用後1.5ヵ月で一つ問題点は、引出のサポートの角材に1x4材を使用したため、引出の出し入れで削られ カスが落ちる致命的欠陥が発覚。 ロウ塗布や、滑りシート貼付けなどの対処を計画している。

 ・ 高さが1.8mあるので上4段は高すぎ、内部が見えない。 ( 当初から承知で製作 )
  全ての引き出しは同寸法なので、夏冬の保管用に利用予定。
  これまでは衣替えで入れ替えていたが、上下の引き出しを差し替えるだけで完了なので、この効果も絶大。
 

  pb_home