DIYのページ
No.36

 納戸・和室の一体洋室化 2019.4

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 リフォームの一環として 納戸と和室の統合、洋室化を行なった。 
 納戸は4畳、和室は座敷部分は6畳だが 押入・床の間等を含めると8畳相当となる。
 一部の行程 納戸北側にクローゼットの設置は 既にDIYのページ No.35に掲載した。

 下図は 左; これまでの間取り、 右; リフォーム後だが、 吹き出しに作業項目を表示してある。


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 1 納戸・和室間の垂れ壁撤去  

 納戸と和室は 2枚の襖で仕切られており、 1.8mから天井までは 垂れ壁になっている。
 右のビニールは納戸入口ドアの防塵。
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 納戸側の垂れ壁石膏ボード撤去完了。
 和室側への防塵は襖で。
 襖も廃棄するので最後のご奉公。

 押入の深さに対し、クローゼット奥行を約15cm短縮するため
 壁を切り取り。
 左端にコンセントが付いていたので移動する。
 

 
 

 和室内側にブルーシートで防塵し、垂れ壁を完全に撤去。
 左側の壁も撤去予定だったが、事前調査不十分で 0.5間の位置に 鉄骨とブレースが入っていたので 止む無く壁を残すことに。
 施工図をしっかり確認していれば解ったのに残念。
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 襖上部の垂れ壁と西側壁の短縮完了。
 
 2 元納戸部 床板貼り替え

 納戸は板張りだったが、タンスが置いてあったので 日焼け部分との色違いが目立つので、元の床板を剥がし張り替えることに。
 角部分に丸鋸で切込みを入れ バールで剥がす。
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 角の床板を剥がし終わり。
 杉板の根太に床板が貼ってあった。
 根太はそのまま利用することに。

 8分ほど床板を剥がし終えた。
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 剥がした床板は短く切断、束ねて少量ずつ燃えるゴミで収集して貰った。 引き取って貰えるか心配したが3回に分け廃棄。
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 根太の表面に残った接着剤をディスクグラインダーで削り取り、根太厚にモルタルを塗った。
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 新たな床板は ダイケン製 リビングフロアアルファ YX155-MT
 幅303×厚み12×長さ1818mm。
 耐キャスター・車イス対応 WAX不要。
 近くのDIY点で現品の質感等を確認し注文。
 約1坪(約3.3平米)約6千円 x 6箱、安価に購入できた。

 モルタル塗りから3日間養生し床板貼付。
 横幅あたり 2枚のフロア材、幅に合わせ1枚を切断。
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 接着剤はコニシ製 コンクリート・木材用 CK11  3kg缶
 6缶 11,000円。 くし目ヘラも購入。
 

 1列ずつ接着剤塗布・貼付・フロア釘打ち
 根太の間にモルタル打ちの方法は微妙な段差や汚れのため、床板接着に隙間ができ、軋みが出て失敗だった。
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 クローゼット内の床板も同じ板。
 
 3 押入・納戸撤去

 和室のBefore写真。
 左から半間の床の間、1間の押入、半間の入り口(襖)。 これらを撤去し西側クローゼットにする。
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 いよいよ押入の撤去。
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 中段の合板を取り外し骨組みだけに。

 骨組みを撤去


 押入上部の垂れ壁撤去

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 押入の天井撤去

 いよいよ床の間を解体。
 建築当時は床の間付きに憧れ、小さいながら設けたが 最近は雑収納になっていた。
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 床柱・板を撤去。 右側のコンセントを移動
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 床の間にあったコンセントをクローゼット内部に移動。
 外側に出したかったが、内部に柱があり取付られなかったのでやむなく内部に。
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 床部分も撤去し、ベースの発泡コンクリートむき出しに。
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 廃材を短く切って燃えるゴミに。

 畳、襖、使わなくなった炬燵2台を市の清掃センターへ持ち込み廃棄。
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 畳が重く 計160kg、費用 4000円。
 畳は最初の1枚、丸鋸で切り刻んでゴミに出したが、大変な作業だったので費用は覚悟で清掃センターに。

 壁の石膏ボードはコモに詰めて産業廃棄物業者に引き取って貰った。
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 0.3立米 費用約6千円。 量が多いので正規ルートで処理。

 和室部分の畳無し状態。 壁材などの清掃には木工用に製作したサイクロン集塵装置が大活躍。
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 4 元和室部 床板貼り

 元和室畳部分は根太が無いので合板を下地に貼付け。
 当初は納戸部と同様、根太と間のモルタル打ちを考えていたが、作業が大変なので合板下地に変更。

 全面くし目ヘラでの作業は労力が要るのと、接着の確実性を狙って 接着剤を厚めに点々に盛る感じにしてみた。
 結果は良好、床鳴りは全く発生せず。
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 下地は構造用合板 12mm
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 下地合板貼付完了

 廊下との境界。
 位置合わせの道糸を張って慎重にフロア材最初の一列を。
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 清掃しながらフロア材を貼り進める。

 最後の一列を貼り付ける。
 接着剤はコニシ製 ボンド KU928C-X 2wayパック 760ml
 12本セット 9千円。 大型ガンで塗布作業が楽になった。
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 最後のフロア材をはめ込む。 叩き入れ 上手く収まった。

 床板貼付け完了。 窓は障子だが、意外と断熱性が良いので 洋室でも暫くこのまま使用することに。
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 5 和室入口の壁化 

 元和室入口を壁にするための角材。
 撤去した壁に使われていた材料を利用。
 横サン取付用の溝加工。

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 元和室入口。
 2室通しで使用するので、和室側入り口は塞いでクローゼットのスペースに利用。 格子状に柱を取付け、壁とする。

 入口内側にあったコンセントは、廊下で使用するため壁の廊下側に移動。

 格子状の柱に合板を貼り、後日壁紙を貼る。
 左で移動したコンセントも廊下側に。
 他の壁紙を貼る部分全てが完成後 まとめて注文し貼り付ける。
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 6 西側クローゼット設置

 クローゼットの柱の加工。
 室内側は化粧柱、後ろの強度用の2x4材に接着。
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 2x4材は割れが生じやすいので、75mmの釘を打ち付け補強。

 下げ振りで クローゼットの設置位置の墨出し。
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 横吊柱の加工。 釣り上げ・高さ調整用のボルトを取付。
 吊柱はスパン1.8mの鉄骨間に渡す。

 横柱、ベルトで徐々に吊り上げ。
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 横柱と上部に横吊柱
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 横柱と上部に横吊柱。 ボルトで高さ・水平を仮調整。

 吊上げボルトの様子。


 上下の横柱に接着剤を塗布し、右上の合板を貼り付ける。
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 高さ調整完了後に吊柱と横柱を結合する構造用合板 12mm厚。
 スリットはブレース回避用。 下の角穴2つは天井裏覗き窓。
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 クローゼット枠・横柱を吊上げ
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 枠の縦柱と横柱をネジで結合し、横柱にネジ留め。

 短縮した壁の補強材を接着。
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 正面に合板を接着。

 短縮した壁の端面に化粧板を接着。
 固化するまで突っ張り棒で一晩押し付け。

 短縮した壁の端面。 化粧板を接着完了。


 予想以上に柱が綺麗に出来上がった
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 棚用柱・パーツ



 
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 1.8m高棚の横柱。
 2x4材(長さ3.6m)のねじれ矯正用突っ張り装置で矯正後 柱と合板貼付け


 

 1.8m高 棚の柱。
 材料は再利用の角材なので一部不要な切り欠き。
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 クローゼット完成。
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 フローリング化した部屋は 2本の2間幅、2400mm高クローゼットによる収納と 健康維持のためのプレイルームとして活用。
 ミニサイズ卓球台を常設して、夫婦で気が向いた時に運動。
 次第に熱が入り、3日間+1日休息のペースで楽しんでいる。
 一人でも運動できるように自動サーブマシン、60球のボールも購入。
 孫にも人気。


 カヌー用具、キャンプ用品の棚で収納も容易・便利になった。 

 北側クローゼットの洋タンス部。
 上下2段にパイプを設置。 重量保持のため中央に柱でサポート。
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 幅140cm、収納力も十分。

 ひとまず収納の基本部分が完成したので、あとはノンビリ荷物を整理しながら棚・仕切りを整備していく。
 この他、 ひと工夫予定の 飲み物ストッカー、引出、灯油ストッカー等は 完成次第別ページで掲載予定。
 

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