1.1 テーブル
子供が使用していたパソコンテーブルが以前不要になったが、天板のみを保管してあったのを利用することに。
当初は集成材に樹脂板を張り製作しようと考えていたが、天板の平面度や強度などが満足で再利用。
寸法は 幅 900mm 奥行 600mm 板厚 18mm
材質は MDF板の表面にウレタン樹脂塗装したもの。 しっかりしているがやや重いのが難点だが安価のため我慢。 . |
テーブル天板に右の凹方に切り抜いた樹脂板 くり抜き部分にアルミのトリマー・ベースプレートをはめ込む
樹脂板は Hikari ペットエース PAW34-30 厚さ 3mm 300x450 白色
当初は全面に樹脂板を貼ろうかと思ったが、高価なのとテーブルの塗装が堅牢で摺動性も良いのでトリマ周辺のみに
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トリマーを購入し取り付けの構想。 右の銀色の板はアルミ板 厚さ3mm 297×210mm
近くのDIY店で入手するよりNetde安価に購入 820円+ 送料 レターパックライト360円
裏面には加工時に付いた少しの傷があるのが条件。 端材なので、探したときはあったがその後販売していない . |
アルミ板の加工 ビット 36mm トリマー取り付け、 アルミ板のテーブル取り付け穴 計8個 M5 皿穴
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樹脂板とアルミ板の位置・寸法確認。 アルミ板の表面は保護プレートが貼ってある。
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樹脂板のテーブルへの取り付け。
皿木ネジで。 MDF板は適正な下穴を空けておかないと 盛り上がり失敗。 ダイヤモンドヤスリで平に削り修正
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アルミ板の取り付け裏面から鬼目ナットM5 下穴は深さのマーキングをビニールテープで
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テーブル裏面に 鬼目ナットを打ち込み
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テーブルにトリマー取り付け用アルミ板を取り付け
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取り付けネジ位置を基準に トリマー部分のテーブル板切り抜き。 左右を 1x4 上下をベニヤ板でガイドにしトリマーでくり抜き。
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トリマーでガイドに沿って一周 6mmストレートビットで深さ3mm程度ずつ次第に深く
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くり抜き完了
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トリマー取り付け、右に丸鋸用枠を取り付け テーブル板厚分刃の出が少なくなるが ひとまず裏面に直付け
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丸鋸締め付け用六角ボルトM5を裏から テーブルにザグリ。 六角ボルトを使用したのは回り止めのため
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保持プレートを蝶ナットで締め付け丸鋸を保持
これまでほとんどやった事の無い長穴も、トリマーで簡単に加工できるようになった。 |
刃の位置を寸法から割り出す手間を省き、丸鋸の深さ調節ネジを緩めたまま本体を 押し下げて切断
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表からの鋸刃切断溝 この溝を中心にトリマーで穴を明ける
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溝切り用トリマー直線ガイドを製作
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トリマーでテーブル天板の溝加工 直線ガイドの長さ自在ストッパも作った
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直線ガイドで溝堀り 3mm程度ずつ深さを段階的に増し
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削り終わった溝 抜き差し時に触れて 表面に少し傷が付いた |
2x4材の補強サンを取り付け
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トリマー取り付けプレートと防塵プレートの2枚重ね このアイデアは今まで参考にした記事では見かけなかった
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防塵プレートは1mm厚アクリル板
トリマー軸6mm用に 穴径8mmと ビットの最大径用36mm。 状況を見て穴径を変えて今後製作
後で気が付いたが、36mmの防塵プレートはアルミ板の穴径と同じなので外せば良く 不要だった。 |
防塵プレート 穴径8mm 6mmの軸や6mm以下のストレートビットでは隙間が少なく塵の落下を最小限に。
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防塵プレート抜き差しを簡単にするためトリマー取り付け穴の幅ですり抜けられるように加工したが、交換時には清掃が必要なため無用な工夫だった。
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・ 比較的順調に製作が進んだ。 その後利用1ヵ月使用したが 天板が重いのが辛い
・ 樹脂板はトリマ周辺のみなので、丸鋸部との段差対策が必要 ; 必要時厚み補助プレート使用 が不便な反面、
端面を 送りガイドの基準に利用できるメリットもあった。
・ MDF板に木ネジで留める場合、適切な径と長さの下穴を明けておかないと、締め付け側または反対面に膨らみが出るのを知った
・ トリマー取り付けプレートと防塵プレートの2枚重ねは独自アイデアで効果的。
トリマーのビット径に合わせ適切な最小穴径の樹脂板で下のトリマ本体への切り屑落下を最小限に出来る。
集塵機能 ( フェンス編に掲載 ) と合わせ、多くの削り屑を吸塵できた。
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