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Netで入手した部品
電磁弁とユニオンエルボまで組み立てた状態
電磁弁の手前にユニオンを入れた。
これが無いと万一電磁弁が故障した場合外せず、パイプをカットしなければならない。
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配管と散水用VP管は4m長なのでDIY店の無料運搬用小型トラックを借りた。 |
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既設の水道管を掘り出した。 VP20管
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水道の元栓(メーターの横にある)を止めて切断 |
エルボを取付、U字形の中央にチーを取付て分岐する
直線上にチーを入れることは出来ないのでU字に迂回し、既設管のエルボに押し込む
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分岐上に取り付ける電磁弁のユニット |
電磁弁のユニットを分岐したチーに取付 |
仮にテスト用散水パイプを差し込み散水テスト
前述の、電磁弁選定問題で動作するかが気になっていた。 無事動作し一安心。
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菜園への配管埋設溝を掘る
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玉石の垣を外す |
電磁弁のユニットから菜園までの配管作業。
最初の散水用バルブまで完成
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キンカンが傍に植わっており、根を出来るだけ保護しながら作業を進めた
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菜園までの配管完了 |
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菜園の畝、先日作成したコンクリ枠の内側に配管。
中央に散水用バルブ
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散水用バルブはサドルで留めた。
コンクリートアンカーでネジ留め |
全ての配管を完成し通水テスト。
勢い良く噴出し、電磁弁の動作も大丈夫のようだ。
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8本のパイプに散水用穴を明ける。
直径2mmを100mm間隔、1本当たり40個の穴
計320個もの数を明けなければならないので、いちいち長さを計っているのでは大変だ。
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多数の穴を明けるので、ジグを製作
位置あわせのために既に明けた穴に釘を差し基準にして繰り返す。 釘は紛失防止と掴みやすいようベニヤ片に差し込んである
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穴空け作業の様子
逆V字型に噴出させるため交互に約90度ずらした位置に明ける |
ジグはVP25、散水パイプはVP16。
ジグの内径は大きめなので直径合わせのため切れ端を接着して調整
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ジグに散水用パイプを差し込んだ状態 |
散水パイプを設置しホースで接続
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畝ごとに散水パイプを設置
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散水テスト。パイプの高さ、バルブの開度を調整 |
散水装置の配管と主要な散水パイプの設置を完了した。
散水状態は満足できる状態。願わくば大きな電磁弁にすれば水量に余裕が出そう。
[ 問題点と対策 ]
1) 電磁弁の開口面積が小さいので流量が十分でない。
→ これ以上の流量が出せる適当な価格の電磁弁が見付からない
→ 全体の噴出流量バランスを調整し、噴出総量は時間で調節することで対応する。
散水パイプの穴径は 2.0mm としたが、もう少し小さめにした方が良かったかもしれない。
( 全体の圧力バランスの調整が容易になると思われる )
2) 右端の縦の散水パイプは下段の横パイプの末端からホースで結合したが、
横パイプ末端の圧力が低下し、縦パイプへは僅かな水量しか供給できない状態だった。
そのため縦パイプ専用の吐出口を増設し解決した。
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南北方向の散水パイプへの給水配管を増設。
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増設した配管とバルブ
増設した配管とバルブ |
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市販品を組み合わせてコントローラを製作する。
自動(Auto)と手動(Manual)の2系統で制御する。
コントローラは安価で目的の機能を持つリーベックス製 デジタルプログラムタイマーII ホワイトPT50DWを発注した。
1200円前後で14プログラム、秒単位の設定が可能なので機能的には十分だ。
Net注文の翌日品物が届いた。便利なものだ。
デジタルプログラムタイマーU PT50DW 1,164円Top安価だ。
14種のプログラムが出来、1秒単位で設定できる。
口コミでは、誘導負荷ではノイズで誤動作するとの書き込みもあったが、
その時はノイズキラーかノイズフィルターで対策しよう ・・・ こちらは一応専門なので。
着荷後1週間ほど実際に使用した状態で問題なし。
コントローラは100円ショップで小型トレーを購入し、操作パネルはアルミパネルを切り出して使用。
サイズは100x225x70
将来追加する予定の地中湿度検出、または降雨検知回路と操作部を追加するため余裕をもったサイズとした。
早速取付け、プログラム設定し、設定時刻の18:00から5分間自動的に散水するのを確認。
これで今後夏の散水の労力も激減。
表面だけを濡らすホースでの散水より植物に水分が行き渡る感覚もある。
これで基本のシステムは完成。
自動/マニュアル切り換えスイッチと防水ケースへの収納作業を行う。
雨や、充分地中に水分があり 散水不要の時にはManual にセットする。
Manual モード時、Manual Onスイッチをオンすると散水する。散水時間はスイッチの操作による。
この機能はプログラムタイマーの操作でも可能だが、自分だけでなく容易に操作できるようスイッチを設ける。
必要に応じ、Manual On時間のタイマーを追加する。
ホースを伸ばしてシャワー状態のノズルで散水するのに比べ、水が行き渡るように感ずる。
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2021.6追記 設置から8年間を経過した感想等
・ 7〜9月の間、雨の日と翌日を除き、15分間 自動散水している。
その他の時期は晴天が続いた時に、土の乾燥状態を見て手動で散水している。
シーズン初めに 各散水部のゲートバルブで散水量のバランスを調整している。
バルブ通過水量が充分でないため、一か所の水量を変えると他の部分に影響が出るので
吐出量を調整というより、各部のバランスを調整する感じ。
これまでの間、何の故障・トラブルが無く効果抜群、楽チン設備になっている。
☆ 効果としては、
・ 夏季の毎日の散水の労力が省け楽。 ましてや、周辺環境からやぶ蚊が多く、刺されながらの苦痛から解放される。
・ 旅行好きの我々夫婦は、2〜3日の旅は水切れ覚悟で出かけ、帰宅後萎れた野菜に慌てて水を掛けていた。
それより長期の旅では、娘に時折散水に来てもらっていた。 この心配から開放される効果も大きい。
長期の留守には雨でも自動散水してしまうが諦め。 雨検知装置の開発までの動機にはなっておらず。
☆ 難点としては、
・ タイマーの精度が良くなく、8年間で1時間進んだが、この程度なら許容範囲か。
気になったら時刻合わせし直せばよいが、これまで修正せず。 これを機会に再設定してみよう。
・ バルブが直動式で瞬時に開閉するので、水の慣性によるウォーターハンマーが激しい。
過去に他の部分でこの現象によりジョイントに穴が開き漏水した経験があるが、
1日に1度開閉し、1年あたり約3ヵ月の使用頻度なので様子見しながら使用している。
この状況は、我が家は水道本管から引き込みメーターまで25mもあり、バルブまで40m。
そのため宅地内配管はVP20で口径が大きいのでウォーターハンマーが強いと推測している。
ウォーターハンマー・ショックアブソーバなども調べたが...
・ 費用も考慮した結果、バルブの口径が小さく絞られて水量がやや不足気味。
チャンスがあれば口径の大き目なボールバルブに変更しようと考えている。
候補品 : キッツ(KITZ)小型電動式 ボールバルブ
通水中に停電すると、水が流れ続けるのでその対策など要検討。
☆ 構想
・ 雨検知装置の研究
(1) 地中湿度測定 ; 地中に2本の電極を埋め込み、電気抵抗の変化で検知できるか?
適切に測定できるか? 複数個所測定の必要は?
(2) 雨検知器 ; じょうご型の集雨口からの雨滴を天秤型の測定桝に注ぎ、雨検知。
半日後?に電磁アクチュエータで桝の水を排出。( 鉄道模型のポイント切換器利用 )
じょうご開口面積か桝の容積で検知スレッショルドを決める。
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