既存の擁壁の上に、ブロックを積み上げていたが、間知ブロックの傾斜による実効面積の減少部分を有効利用しようと考えた。
もうひとつの理由は、最初に土留めのためにブロック3段を積み、土を入れたが、当時土圧についての認識が無く、
崩壊しても困るので その対策としても実施。
これまでに、擁壁積み上げ等、コンクリート工作を経験してきたので頑張ることにした。
これにより、庭が南方向に55cm広がるので有効だ。
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脚を今まで以上に強固に作り、水平部と合わせ一度にコンクリ打設する。
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脚は3本。内右端は間知ブロック擁壁製作時の柱を利用。
型枠完成状態 |
枠に配筋完了。既存の擁壁にM10のグリップアンカーを打ち込み、D10鉄筋をねじ込み、水平鉄筋と結合してある。
スパンが長めなのと、庭土の重量も加味して太いD16鉄筋を多用した。
鉛直方向のたわみ強度を増すため、L字にコンクリを立ち上げる。
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既存擁壁との結合のため、グリップアンカーの工法を、近隣の建築関係の方に教えていただいた。
大口径ドリル Φ14で深さ40mmの孔を明け、アンカーをハンマーで打ち込み、D筋にネジを切ったものをねじ込んだ。
立ち上げ部には、土留めのブロックを3段積むために、連続した鉄筋を設置した。
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この後のコンクリート打設、完成時の写真を撮っていないので後日掲載する。
ブロック3段積み上げ、その上にフェンスを設置。 ブロックは数カ所、土圧対応のため、三角にステーを入れた。
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