. 1 概要 これまで長い間キーボードとマウスはケーブル接続のものを使用いていた。 組立式PCのため、思えばキーボードは1995年くらいからCPU変更しても使い続けていた。 キーの接触不良が出始め、やっと新調しようという気になった。 電気店に行き、見ている内に キーボードとマウスが組になったワイヤレス方式のものがあるのを知り これなら受信用のUSBポートも一つで済みキーボードも移動自由になる,,,と期待して購入。 一方、マウスは以前一度交換したが、未だに初期のボールがエンコーダ軸を回転さえる原始的な方式。 妻は二年ほど前からLED光検知・ワイヤレス式のものに交換、使用感も問題ないと感じていた。 時々カーソルが飛ぶことがあるが(光検出のため)、コードが無い分使いやすいという実感を持っていた。 ワイヤレス式KB、マウスに交換後一ヶ月半での使用感、思わぬ落とし穴に気づいたので記述する。 この間、実はマウスの不都合を痛感し、別メーカーのものを購入し、これも半月使用してきた状態である。 なお、多くのメーカー・種類を比較検討したわけではないので、あくまで限定した使用感である。 なお、私のPC使用頻度はかなり多く、会社のPC使用業務と同程度だろう。 キータッチ数は、プロレベルではないので数分の一以下だろう。 2 感想 [ キーボード ] ・ これまで電源投入を キーボードのCtl+F1 等で行ってきたが、これが出来ない。 PC本体の電源ボタンを押すことで電源は投入できるのだが... 考えてみれば当然で、電源が入っていなければUSBポートも動作しておらず、キーボードも動作するわけがない 電源ボタンで投入する人も多いだろうから問題無いかもしれないが、私にはとても不便に感じた。 ・ 高速にキータッチすると、文字が抜ける 私のキータッチスピードはそれほど早いわけではなく、ブラインドタッチ出来るわけでもなし。 受け付けるときは、全く問題ないが、文字抜けすることがたまにあり、そのときは頻発する。 ワイヤレスの受信状態よるものだろう。ひどいときは2〜3秒に1キーのみしか受け付けないときが稀にある。 そういう場合、仕方がないからUSB受信部を一旦外し再接続すると直る。 この状況から、メーカーまたは機種固有のものかもしれない。 使用環境として、特別にノイズが多いとは思えない。ごく普通の家庭の居間内。 ・ ワイヤレス受信可能距離が極めて小さい パソコンの後部USBソケットでは受信できない。 これの対処のため、USB延長ケーブルが付属されている。これでPC前面まで引っ張ってこないと受信できない 何となく割り切れない。 電波法上10m程度の微弱電波送信は免許不要で許されている。 ワイヤレス電話、その他多くの設備がその程度の到達距離はある。 恐らく、マウスの小型スペース内に小さな電池で小電力化のためではないかとは思われるが。 ・ Shift、Control、Alter キーの使用感がいまいち これらのキーは文字キーとダブル使用されることが多い。 反応がイマイチな気がする。 特にWindowsでの一般的複数選択をする場合、最初の項目をクリックし、最終項目をShift+クリックする。 これが、時々動作不良で最終のみの選択になったりする。 これは、ワイヤレスでキーを押し続けると、キーのリピート機能で複数回連続して押された情報を送信しているからでは無いだろうか。 これらのキーは長時間押し続けることが多い。 キーを押すたび、受信部のLEDが点灯する。押し続けるとLEDはフリッカー状態が連続する。 これが電池を消耗するのでは無いかと恐怖感を感ずる。 ( マウスの電池は一ヶ月持たなかった :後述 ) 今まで何秒もShiftを押し続ける操作が時折あったが、これがのんびり出来ない不満 ☆ 以上のような思いもかけない不快感があるのに反し、メリットと言えばコードがないというメリットだけ。 常設のPCなら普通コードは動かすことがないので全くメリットを感じない キーボードは近い内にコード付きに買い換えようと考えている。 [ マウス ] ・ ワイヤレスなので動かすのにコードが無く快適。このメリットは大きい。 マウス自体を動かすことが本来だし、使用しないときでも書類などと机の配置で動かすことがあるので好都合。 しかし、以下のデメリットも大きくまたコード付きに戻そうか迷っている最中だ。 ・ 電池の消耗が早すぎる!!! わずか一ヶ月で2回交換した。 単4電池2本、このペースで消耗するのは今のエコ指向に反する。 充電式電池に代えることも考えたが、他のデメリットも合わせ 減点が大きすぎる。 妻が使っている範囲1日に30分使うかどうかでマウス操作時間も少ない程度なら1年ほど持っている。 単三1本で動作するものである。 単3を1本の方が電池容量は大きいこともある。 アルカリ電池1本あたり 単3:2000mAh 単4:900mAh 単4を2本だと900x2=1800mAhで単3と同等 ・ スリープ・スタンバイ状態から復帰させるのに、空クリックか大きく動かす必要がある 今までコード付きでは無い問題。 その反応の差も機種ごとにあるので煩わしさはだいぶ異なる。 最初に購入したもの、下表Aは極めて反応が遅く、スリープ状態から復帰するのにマウス移動範囲(マウスパッド面積)を、3周くらいグルグル動かさないと反応しなかった。 これが買い換える動機の2つ目である。 ☆ 手元の3つのワイヤレス式マウスのスリープ、スタンバイ動作の実験を行った。 スリープ : マウスを動かすのを止めてから、電池消耗低減状態となるまで。 感度はそれぞれ異なるが、動かしたことを感知し自然に通常動作状態となる。 スタンバイ : マウスを動かしても検知せず、空クリックすることで動作復帰する
* 以上の測定値は時計の目視計測 |