No.5 特徴点の少ない合成の評価

1 元画像と重なり具合、結合での結合サンプル

元画像   
形のはっきりしない空と水面が大部分を占め、特長となる山が中央部にわずかしか写っていない。特徴点が少ないという意味ではもっといろんな絵柄が想定できる。
重なり具合
手結合 
    

2 ソフトによる結合結果
ソフト名 パノラマモード リニアモード
美写楽 × 自動では合成できず手も足も出ない。
 空や水面は特長がつかめず合成できないのではないか。美写楽はこのような絵柄はほとんどNG。
美写楽は種々の合成事例からPanoramaBoutiqueなどより多くの特徴点をサンプリングして合成している様に見えるがそれが裏目に出てこのようなケースでは合成ができなくなると思われる。
手動のアライメント機能があるとよいと感じる。
Photoshop
Elements

△M 自動では合成できないが手動でプレアライメントすると合成できる。弓なりに反っているのが気になる。

△ 右上のほうへ流れたようになるのも気になる。
Panorama Boutique
○ 自動で合成可能。
○ 水平面のハート型がやや目立つ
 
○ 右端のショットの補正の仕方がElementsと逆だがこちらのほうが自然。
CAMEDIA Master1.0
○ 自動で合成可能。合成結果はBoutiqueとほぼ同じ。
リニアモードなし。

リコー

DIGICLIP
-S

○/△ パノラマモードでのみ結合可。形状は良いが明度差は補正されない。
△形状は良いが明度差は補正されない。
× 合成できませんのメッセージが出て結合不可
マニュアルモードでドラグして位置決めしても
結合できず
Canon

Photo
Stitch

△ 自動で合成可能。両端が急激に弓なりに反っているのが気になる。

△ 左右の補正が極端