カヌー科学館

 No.6 水深と圧力

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 1 気圧とは

 地球上にいると大気の圧力を受けているのは周知の通りだ。
 その大きさは気象関係で使われる気圧の単位 hPa ヘクト・パスカルで表される。
 天気の状態でこれが高くなったり低くなったりし、1気圧は 1013hPa。
 水銀柱で約760mm、 水中だと約 10mの圧力だ。
 通常 面積1cm2あたり約1kgの圧力を受けている。 ( 厳密に単位 kg重は省略 )

 山などで標高が高い場所に上昇すると 10mあたり約 1hPaずつ低下する。
 富士山頂では630hPaで海上に比べ約半分となる。

 2 水中での圧力

 水面で大気の圧力が掛かった上、水中に潜ると水深に従い圧力が上昇する。
 10m潜ると大気圧+ 10mの水圧 1kg/cm2で2気圧、20mで3気圧となる。
 潜水調査船「 しんかい6500 」 の潜れる6500mでは651気圧となり、とてつもない大きな圧力が掛かる。

 カヌーにおいてはさほど深いところに潜ることは無いが、関連情報としてまとめた。
 
 

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