狩野川 (かのがわ) カヌーツーリング No.180
 鈴ヶ渕橋〜柿木橋 2014.10.7 (水)

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 台風18号で嵯峨沢橋水位観測所の避難判断水位を大きく超える3.5mに達し、
 4日経過し、水位が収まった中 Oさん、Mさんと狩野川を下った。
 いつも一緒のヨシさんは残念ながら仕事で参加できなかった。

 暗い中 箱根新道から伊豆スカイラインを抜け
6時半にゴールに集合。

 嵯峨沢橋 1.50m
 黒瀬 0.94m
 

 @スタート地点。 下流すぐに鈴ヶ渕橋
 

 瀬の音が最近になく大きく聞こえた。
 結構水量がある。
 軽くフェリーグライドとサーフィンでウォーミングアップ。
 2人はガンガンサーフィン。


 7:30 スタート。
 鈴ヶ渕橋を通過しすぐに A 初っぱなの瀬
 途中岩に掛かり危うく沈。
 川底にパドルを突いて何とか堪えた。



 
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 A 初っぱなの瀬で危うく沈。 ヘルメットのビデオカメラからキャプチャ。
 手前の岩に掛かり、回され横になった瞬間に下流の岩に引っ掛かり押されたため。
 45度を超えると思われる傾斜しながらも、落艇せずパドルは川底を突いて保持できていた結果だ。
 これまでなら間違いなく落艇の場面だが、足の突っ張りシート装着の効果が初っぱなから現れた。
 足を突っ張れ、保持できると共に、無い場合は足が伸び、サイブレースが外れることを防ぐことが出来た。
 左手は落艇・沈を予測し、無意識に艇のサイドチューブを抱えている。

 今まで、足の突っ張りのため数回付けたことがあったが、通常は装着していなかった。
 その理由は、ある程度安定度向上を感じたが、足が窮屈だったため。
 先日、吉野川・保津川で装着し、安定性に大きく寄与することを実感したので、今後ある程度の瀬がある場合に使用することにした。 窮屈さを感ずるより安心感の方が大きくなった。


 B 長野川合流手前の瀬に到着しスカウティング。
  このところ失敗続きの苦手な瀬になっている


 最後の落ち込みの正面の岩が以前より立ち上がり引っ掛かる状態になっている。
 今日は水が多めで、直進で進めそうだ。
 ラストの2枚貝のような岩の上をポアオーバーしていたので通過しクリア。


 落ち込みでサーフィンするOさん。 私は入る勇気が出ず見学


 伊豆市湯ヶ島支所前の C 嵯峨沢橋上流の瀬に進む。


 C 嵯峨沢橋上流の瀬。 長い直線の瀬。 隠れ岩が多く 流れも速いので侮れない区間だ。
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 嵯峨沢橋上流の瀬を下り終え振り返る。
 

 7:50 嵯峨沢橋
 ここまでの動画  (1)  鈴ヶ渕橋 〜 嵯峨沢橋




 D 
嵯峨沢館前の瀬。 ここも隠れ岩が多い。


 
D’ 突き当たりの瀬 いつもは、岩が多く、水の多い水路を探して進むが、今日は水が 多く比較的楽に降下できた。


 
E 2段の瀬、1段目。 この後やや左に折れた後、下の写真。


 E 2段の瀬、1段目。  やや危なかったがフットレストの効果でクリア


 
E 2段の瀬、2段目。 Mさんが落ち込み下で待ち受け。


 
E 2段の瀬、2段目。 通過する落ち込みは右端。今日は水が多く、いつもより斜めのスロープ状。


 吉名の次々に現れる瀬を楽しく下る。
 

 大きな落ち込みのウエーブでバウが跳ね上がり飛沫が襲いかかる

 
 

 J 月ヶ瀬小の瀬 大岩がある。
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 J 月ヶ瀬小の瀬 大岩の後に入り一息

 J 月ヶ瀬小の瀬。 伊豆慶友病院

 ここまでの動画  (2) 嵯峨沢橋 〜 田沢橋





 田沢橋を過ぎ、
L オリーブの瀬をスカウティング。 右のスタンディングウエーブで跳ね上げられ、左回転させられた


 L オリーブの瀬の落ち込み。 今日は右上の立っている岩を波が乗り越えている。


 L オリーブの瀬の落ち込みを下る。 以下5枚動画からキャプチャ。
  進入は真っ直ぐのつもりだったが


 最初の落ち込みの波で左に向けられ


 修正しきれず2つ目のスタンディングウエーブにやや曲がって突っ込み


 左傾斜で跳ね上げられ


 更に左に向けられ、その後回転、でも沈しないですんだ。 これもフットレストのお陰だろう。
 オオッツ! Oさんが笑っている。。。(笑)



 
L オリーブの瀬を下り終えたMさん


 
L オリーブの瀬。 今日は右岸側も下れそうな流れがある。


 M 田沢橋下流直線の瀬。 Mさんはこの激しい流れでもサーフィンをしようと後ろ向きになっている。流石だ!


 N 洞窟の瀬手前。 左右の岸で工事が進められている。 天城北道路の建設工事だ。
  現在修善寺〜大平ICまで開通しているが延伸され 平成30年度に開通予定のようだ。



 N 洞窟の瀬でサーフィンするMさん。


 N 洞窟の瀬。 近くに寄ると結構な迫力だ。


 P 矢熊橋上流の瀬をスカウティング。 波は大きいが今日はまっしぐらで通過できる


 P 矢熊橋上流の瀬でサーフィン。私も一度挑戦したが横に向けられ食われて沈。 撮影班に回った。


 P 矢熊橋上流の瀬でサーフィンするOさん


 P 矢熊橋上流の瀬でサーフィンするMさん


 9:15 矢熊橋

 ここまでの動画  (3) 田沢橋 〜 矢熊橋




 R 青葉根出口の瀬。 今回この周辺の流れが変わっていた。
 ラストに大きな落ち込みがあるが、斜めの波になり、危うく沈するところだった。
 この写真の先頭を行くOさんも波でバランスを崩しているところが写っている。



 R’ 湯の国会館の瀬。 水が多いと突き当たりの流れがきついので気を引き締めて突入。マアマアの通過。


 湯の国会館に人が出ているのに初めて出会った。
 手を挙げると「 頑張って! 」と声を掛けてくれた。


 
S’ 狩野ドームの瀬


S’ 狩野ドームの瀬


 9:30 雲金橋


 この先
ラストの S 雲金橋下流の瀬。 大きなホールと強い流れが長いので気を引き締める。順調に通過。


 9;40 ゴール。
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 ここまでの動画  (4) 矢熊橋 〜 ゴール


 
 ・ 観測所水位より実際の水量は多めに感じ、パワーある瀬を次々に楽しんだ。

 ・ 数回しか装着したことがなかった足突っ張りフットレストを付け、安定度向上を実感した。
  もし、装着していなかったら、今回のパワーある波でバウを跳ね上げられたり、横に振られたりし、3〜5回は沈していたかもしれないが いずれもなんとか切り抜けることが出来た。
  特に、初っぱなの瀬で岩に掛かり45度以上も傾斜したが、足を突っ張れた効果で落艇もせず、パドルを川底に突いて耐えられた。

 ・ 流れも速いので、2時間で下ったが、内容の濃いダウンリバーを満喫できた。
 

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