紅葉峡 ダイナマイトで沈したが、幸い岸に寄り再乗艇出来た。
ホットしたのもつかの間、下流まで流され小さなエディには入っていたが、次第に流され始め、
ナント自分が先行してスリーシスターズ、マダムキラーを下り始めた。
突き当たりのウォールを右に曲がったまでは良かったが、コースがやや左寄り過ぎたため、
右からの本流と突き当たりの返し波とに翻弄され再び沈。
以降のゴルジュ区間から更に水明荘まで流された。
動画を撮影していたのでキャプチャし、 自分の対処法などの反省材料として本ページを作成した。
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エディから流され始め思い切ってマダムキラーに突入
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先ずは大きな波に突入 |
正面のウォールから右に曲がる. |
右にコース変更したいが渦巻き まま成らず
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右からの流れも強く、左の返し波が強く恐ろしい
バウをやや右向きにコース修正しているつもりだが
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と思う間に返し波 |
右から横波も受け真っ直ぐにしか進めなかった
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返し波と混沌とした水の動き |
いよいよ激しく盛り上がり
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パドルを差しながら突入 |
バウが左から持ち上げられ...
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返し波に押され右に傾斜、反応できず |
ついに沈。写っているのは左足
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水が渦巻く |
激しい波で潜り かなり暗くなった
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艇と離れモミクチャに |
少し靜になったので振り返ると →
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艇は数m後ろ |
しかし次々に大きな瀬が迫り、安全に下れるよう集中 |
多分、前回沈したマダムキラーから2つ下の瀬
右に岩があるのでぶつからないよう...
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またもや水中の人に
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艇も大分離れてしまった |
まだまだ続く紅葉峡 |
次の瀬に備え水平ポジション。
空が美しい...なんて思う余裕は無かった...
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岩に激突は避けるため前を見ながら
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激しい! |
鉄橋が見えてきた。やっと紅葉峡が終わる。
しかし、少し手前にもう一つ大きな瀬があったはず
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紅葉峡を抜けられたと少しホットし、滝も目に留まった |
が、鉄橋下が曲者だった。 落ち込みと底に岩
そう言えばここには岩が点在していた |
右岸側を流され、正面の岩に流れが当たっているのが見えた。張り付かないよう必死に!!!
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正面の岩からやや左に流れたとホットした瞬間...
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岩に当たったボイルで水中に引き込まれ |
カメラが半分水面下の面白い映像...なんて言ってる場合ではなかった
カメラが水没していたのは2秒ほどだが、顔は更に長く息が苦しくなり始めたが耐えた
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やっと浮上し一安心。
この先は穏やかな記憶なので再乗艇をと思ったが... |
振り返ると艇はずっと後
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艇は左岸側を流れていき泳ぎ着くことは困難だ
途方に暮れ、流されるままに進むしかなかった
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この付近は浅く 立つとフットエントラップメントの危険を感じ、時々腿や尻に岩が当たるので水平姿勢を保ったまま。
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岩を避ける |
ホール手前の岩にに引っ掛かり痛かった
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後に向かされ |
しばらく岩ゴロゴロの底。
艇はずっと先に流されていき見えない
右岸に寄ろうにも、浅くなり岩に当たり痛い
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流れが意外に速く岸に寄る行動が取れないまま |
水明荘にラフトの集団が見えてきた
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ガイドさんが私に気付き向かってきてくれるのが見えた。 |
パドルを差しだしてくれたので掴む。
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円弧状に岸に寄る、まさに教則通りの動きになった |
もう一人が近寄ってくれ
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パドルを持ってくれた |
ラフトツアーのお客さん。
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艇は下のラフトが確保して下さったと連絡が入り、そこまでラフトに乗せていって下さるとのこと。
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レスキューされた後の行動はただ呆然として立ちつくしている状態だった。
しばらくすると、ヨシさんが前を探しながら下ってきてくれているのが見えた。
私はラフトの陸側におり、声を何度か掛けたが瀬の音で聞こえない。
ガイドさんがホイッスルを吹いてくれ、気が付いてくれた。
自分もホイッスルを持っているのに考えが回らなかった。
同行の方々に、大変ご心配、ご迷惑をお掛けし 申し訳ありませんでした。
また、レスキューして下さったラフトのガイドさん、艇を回収しデポして下さったガイドさんに大変感謝しています。
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