荒川・長瀞 カヌーツーリング   No.78
親鼻 〜 樋口  2012.1.12 (木) 

   pb_home  

 

 9:30 スタート地点の皆野中学校北側の河原に装備を置き車回送


 ゴール地点の樋口駅南の斜面は、川に近い所が凍っており、車で入れずバックで引き返す。水量はさすがに少ないものの何とか流れているので決行決断


 10:30 JA樋口直売所裏の公民館にお願いし車を置かせていただいた

.

 10:43 ラッキーなことにすぐに電車が到着

.

 御岳を漕いだ翌日、水位が極めて低く
 ( 通常より -30cm ) それでも漕げるのかを確かめたく決行。
 結果としては一度もライニングダウンすることなかった。
 但し1カ所しか通れないコースもあり、ルートファインディングが重要。
 秩父の朝は冷え込みが一段と強く -3℃だった。
 道の駅ちちぶで宿泊、寒さでシュラフ2毎重ね、頭まで被っていたので起床8時半と遅くなり慌てて回送。スタートが遅れた分気温が上がり楽だったかもしれない。


 親鼻 1.10m


 樋口・親鼻間 300円 昔ながらの厚い切符にハサミ

 親鼻橋梁から心配して流れを覗く。
 鉄橋下の瀬も以外と流れダウンストリームVだ

.

 10:54 親鼻駅到着
 さすがセメントの街秩父。 青い可愛らしい電気機関車が牽引する石灰石を運搬するための貨車[ヲキ]

 親鼻駅 今回はスタート地点に装備一式を置いてきたので貴重品だけを持って楽々だ

.

 11:35 10分余でスタート地点に到着し 準備完了

 水際の薄氷はこの時間になっても融けない。さすがの寒さだ
.

 ヤナの瀬も流れを選びながら、さほど引っ掛かることなく進めたのは嬉しかった

.
 鉄橋下の瀬を下る 動画

  水量の少ないのをチャンスとし、可能な限り振り向き、エディを取りながら下った。 いつもは余裕無くダーッと下ってしまうのだが、鉄橋下の瀬の落ち込みが結構なものだと改めて実感
.

 鉄橋下の瀬 けっこうな落ち込みだ

 右岸には長い氷柱が
 生後の瀬でもフェリーグライドの練習をしながら下る
.

 生後の瀬を過ぎ左に折れしばらくするとコタキの瀬

 12:30 水量が少ないと どうなっているかも気になりスカウティング
.

 水量は少ないものの中央の2段の落ち込みはやはりあなどれない
.


 が、水量が少ないこのチャンスに落ち込み直後のエディに入ることを目標に下ることとした。
 1回目は左の大きな落ち込みが気になり、左岸側に寄りすぎ方向変更できず失敗
 


 艇が軽量なので担ぎ上げ再挑戦することに

.

 コースをイメージしながら担いで遡る
  小滝の瀬を下る 動画

 スカウティング画像と、2度目の挑戦でエディインに成功
.
 

 目標達成し、気持ちよく岩畳を流れる
 以前は深浅差があり、流れもあったのに大雨後 一面砂利の浅瀬になってしまった。

 岸の滴が氷柱になっている
.

 13:05 長瀞の船着き場到着

.

 流石に冬の長瀞は観光客の姿も見えない

 シャッターが閉まっている店も多い

 お気に入りの豆屋さん 大沢屋
 妻への土産に空豆の甘納豆を求め登ってきた
 女将さんがお茶を勧めて下さり、試食の甘納豆、漬け物とお茶をご馳走していただき暖まり嬉しかった
.

 13:30 再び下り始める
.

.
 金石水道管の前に鴨。 ここまで近寄ってもそっと漕ぐと、進路から泳いで避けるだけで飛び立たないのには驚いた。


 高砂橋とサイコロ岩 いつもは岩に当たる流れが急に方向変換するので必死に漕いだが、今日は緩やかでゆっくり
 

 サイコロ岩の流れに張り付いている木の根
 取り除こうかと思ったが、幹部分も数mあり無理と判断
 危険なので撤去して欲しいものだ

.

 

 ゴール間近。岩田の瀬も今日は水量が無く迫力がない
 長瀞の船着き場以降、いつもは楽しめる瀬も多かったが、皆穏やかでただ流れてきた感じだった
.


 ゴール手前にこれほどテトラポットが散在していたのは記憶がない
 水が少なく現れたか?
.


 14:30 ゴール。旧二又の瀬の右岸側の流れを下った後遡り上陸

.

 午後には朝凍っていた路面も融け、車を取りに行き撤収した

 今日の風呂は皆野町の梵(ぼん)の湯
 アルカリ泉で肌がつるつるすべすべで気持ちの良い湯だ

.
 前泊の、道の駅ちちぶは、今回健康のためアルコールを押さえ気味にしたら、夜中に陸橋を通る車の音が気になったので別なところへと移動。
 道の駅荒川村が良いと行ってみると気が付かなかった秩父鉄道の線路際。これでは深夜・早朝うるさいとさらに上流に。
 道の駅大滝温泉で一泊。
 標高が高いのもあり朝の気温は−6℃。
 車内での就寝は装備万端なので暖かかったが、流石に外に出ると凍った空気!という感じだった

 3日目は連続ツーリングではつらいので移動日とし、秩父から雁坂トンネル経由で富士川に向かった
 

 翌日富士川への移動途中、荒川源流に近い滝沢ダムに立ち寄り。ループ橋が見事だ

.

 滝沢ダム。 ダム堰堤の公開をしているというので立ち寄る。 

 堰堤内のエレベータで121m下り下部に出る

.

 

 雁坂トンネルを越え塩山に向かう


 冬の西沢渓谷に立ち寄る。
 遊歩道は進入禁止との表示だが、登山道としては自己責任で入山とのこと。可能なところまで行ってみた

.

 見事な氷瀑

 氷の芸術をしばし愉しんだ
 明日の富士川下りのため石和から甲府南ICを抜け塩之沢に向かった


 今日の風呂は山梨県富士川町の「かじかの湯」 普通のお湯だった
 山間の温泉、十谷温泉に入ろうと向かったが、山の奥のためか皆休館で入れなかった
 
 

  pb_home