荒川・長瀞カヌーツーリング   No.62
親鼻 〜 樋口  2011.7.7 (木) 

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 漕いでみたかった荒川・長瀞
 前日、鮎解禁前の魚野川を漕ぎ、関越道を戻り長瀞へ。
 妻とタンデム、秩父鉄道の電車回送。
 次々瀬が現れ、途中に休憩がてら 長瀞観光も楽しんだ。
 いつもに比べては7.8kmとやや短めだったが、充実した楽しいダウンリバーだった。


 

 * 傾斜 100mあたり平均 単位[m]:精度は概略
 
 場所 距離
 km
標高
 m
傾斜
 *
 記事
  スタート 皆野中北側 0 129 0.1  秩父鉄道 親鼻駅から1km徒歩20分
  ヤナの瀬 0.6  
  親鼻橋 1.1 128  
  秩父鉄道橋梁 1.6 0.15  鉄橋下の瀬 
  セイゴの瀬 1.9  
  左カーブ コーナー 2.1  
  小滝の瀬 2.4 126  
  岩畳のはじまり 2.6 ---  
  ライン下り発着場 3.1 126  長瀞駅300m
  白鳥荘二股の瀬 3.6 0.15  
  金石水管橋 4.4 122  
  キャンプ場前の瀬 4.6 0.5  
  サイコロ岩 5.1  
  高砂橋 5.2 120  
  遊船のゴール 5.5 0.12  
  クツナシの瀬 5.6  
  ドビーの瀬 6.5  
  国対コース入口の瀬 6.9 115  
  岩田の瀬 7.2 0.89  
  旧二股の瀬 ゴール 7.8 110  樋口駅200m
  全体平均 7.8 差19 0.24  

 
 8:00 先ずは目星を付けていたゴール地点の偵察
 今回は単独なので、秩父鉄道での回送なので、樋口駅に近いポイントを確認。
 大きな瀬の前で、上陸し損ねると岩に落とされる可能性がある場所。 手前の浅瀬に上陸することにし決定。
 上流に装備を置きに向かう


親鼻 1.43m
 

 秩父鉄道の電車

 スタート地点の親鼻に装備を置き、再びゴールに車を置きに行く

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 8:50 ゴールに車を置く。何故か河畔まで道があり車のUターンスペースがある。
 電車の時刻が迫るので急いで駅に向かう

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 秩父鉄道 樋口駅
 

 妻が先に切符を買い待っていた

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 樋口駅 9:07分発の電車

 小学生が浄水場の社会見学に向かうのだそうだ

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 車窓・親鼻手前の橋梁から下流方向。 鉄橋下の瀬だ

 9:20 親鼻駅到着 4駅 300円

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 色彩の異なる車両もあるようだ

 親鼻駅を出てスタート地点まで徒歩約20分

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 皆野中学校西側に河原に下れる坂道がある

 坂を下り終えた所に広い河原に駐車場
 置いておいた装備。準備に取り掛かる

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 準備もほぼ完了し、初めての川なので 地図を眺めコースを確認

 スタート地点全容 広い瀞場で落ち着いてスタートできる。
 左が皆野中学校の北側にある社会福祉センター。青い栗谷瀬橋
 9:55 スタート

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 最初の ヤナの瀬 右岸側を進み最後に左カーブ

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 意外と傾斜があり流れも速く、小岩も多いのでルート取りに神経を使ったが、小手試しで楽しかった

 親鼻橋が見えてきた

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 親鼻橋手前右岸 階段があった

 10:10 親鼻橋 ラフトも出発前の説明をしていた
 お客さん2人にガイドとレスキューが付いている

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 親鼻橋を通過すると秩父鉄道の橋梁
 その下に瀬があるので気を引き締めて向かう

 親鼻橋下流右岸の遊船出発所
 といっても何もない...

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 秩父鉄道の橋梁が間近。 流れが右に向かっている

 10:15 鉄橋通過

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 鉄橋下の瀬 鉄橋直下に大きな落ち込み

 鉄橋下の瀬の落ち込みを通過し振り返る

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 カヤックのツアーのようだ

 更に傾斜し瀬が続く

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 カメラにも飛沫が付く

 安全ウエーブ、セイゴの瀬、大きな岩のエディに入り上流を撮影

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 左にカーブし鉄橋とお別れだ。

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 鉄橋の下を右に曲がり2分後、小滝の瀬らしい感じ
 10:25 中州に上陸しスカウティングする

 小滝の瀬 上流部から 結構のスピードの流れだ


 小滝の瀬 下流部から 中央にあるエディが、瀬の途中で入るところのようだ
 今日はタンデムなので通過する


 小滝の瀬 最大のウエーブ。 瀬の後半にある
 手前は川底のえぐれからの波のようだが、2つ目の波に岩が隠れている
 ウエーブ右端を通過することにする


 丁度ラフトが下ってきたので連続写真を合成 コース取りと波の影響の参考になった

 10:50 じっくりスカウティングをし いよいよ小滝の瀬を下る

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 小滝の瀬を下る 動画

 ほぼスカウティングで描いていたコースどおりに下れたが、 やや安全サイドで右に寄りすぎた
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 小滝の瀬 遊船が通過 動画

 撮影失敗で途中が抜けてしまった。
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 小滝の瀬スカウティング 動画

 最大のウエーブ、その次の波に隠れる岩は明瞭には見えていないが
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 小滝の瀬を過ぎると岩畳。 美しい岩が連なる
 遊船の写真撮影ポイントのようだ。
 右にカメラを構えた人が待っている

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 岩畳の峡谷の雰囲気をのんびりと下る
 緊張していた小滝の瀬を下った直後なので、このノンビリ感は何とも言えなく心地よい

 約500mの間 美しい岩畳が続く

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 東屋、観光客がちらほら

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 右岸に野イチゴの花が咲いていた

 11:05 岩畳が終わると観光船発着所。中央の階段を登ると茶店や土産物屋が並び長瀞駅がある
 観光船は2コースあり、この発着所を中心に上下に分かれている。
 ショートコース 3km 1,550円。2つを合わせたロングコース 6km 2900円

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 船着き場の対岸で秩父消防署の災害救助訓練が行われていた。
 左にボンベを背負って水中作業の訓練をしている人


 岩畳に上陸し観光
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 観光船 椅子の背もたれはライフジャケットになっていたが装着していない
 

 岩畳で記念撮影

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 岩畳でくつろぐ観光客

 階段を登り茶店を見物に

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 階段を登り切ったところ

 漬物屋さん。キュウリ1本丸ごとを串に刺して売っていた

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 豆屋さんが意外と多い。試食を楽しみ、きな粉のまぶされたソラマメと、塩豆を購入

 天然子持ち鮎の看板

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 11:45 再び出発 6分後に白鳥荘二股の瀬

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 12:00 金石水管橋? 歩道用の橋のようだが

 キャンプ場前の瀬 真っ直ぐに下っていく

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 12:05 これがサイコロ岩? 向こうに高砂橋

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 高砂橋の瀬

 12:11 遊船の終点 船をトラックに積み上流に戻す

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 クツナシの瀬 右に遊船の送迎バス、遠くに高砂橋

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 12:25〜12:55 休憩・昼食

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 珍しく妻が川流れを楽しむ。 いつもは怖がってやらないのだが、水の綺麗さとノンビリ間で解放され

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 川流れを楽しんだ後出発。 本人いわく 再乗艇の練習だそうだが、ただ水の中から乗っただけでは...


 13:00 ドビーの瀬 珍しく艇内に水が入り込んだ瞬間を撮影できた。
 2〜3秒で排水されてしまうので滅多に見られない光景。
 このころ妻は安心して瀬の中でも撮影していたので撮れた
 

 川鵜の飛び立つ姿、流し撮りでバッチリ

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 サイドチューブが波を撥ね返す

 13:05 国体コース入口の瀬 流れが岩に当り右に曲がっている

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 河原でバーベキューをやっていた若者達
 乗りが良く撮影にポーズを決めてくれた

 波が飛ぶ...瀬が続き楽しい

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 13:10 岩田の瀬 激しく波を突き破り進む

 ゴール間近だがまだ瀬が続く

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 ゴールに留めてある車が見えた。急いで左岸側に寄る

 13:15 ゴール 樋口駅付近 傾斜も大きく流れも速いので確実に左岸に着ける必要あり
 この直後は旧二股の瀬。 左側の流れは岩の間をZ字状に落ちるので、入ったら危険だ

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 左側、Z字状に岩の間を落ちる
 その先見ていないが大変危険そう

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 右岸寄りは大きな落ち込みだが手前から右に寄れば通れそう
 初めての荒川・長瀞
 ・ 想像していたより、迫力あり次々に瀬が現れ楽しいツーリングができた
 ・ 岩の多い区間もあり、傾斜も強いので艇のコントロールが重要 

 ・ 水も綺麗で気持ちが良かった
 ・ 鮎釣り師には全区間出あわず。 遊船のコースとはいえ、それ以外でも居なかったのは意外だった
 ・ 自然豊かな区間と観光地での休憩も楽しい
 ・ 電車回送でも対応でき、今後来てみたい川だった
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