富士川
カヌーツーリング
No.55
鰍沢口 富士橋〜塩之沢 2011.6.9(水)
鮎解禁前の富士川上流に出かける。
最近購入した、妻のドライスーツと、私のドライパンツの着心地を調べるのも目的の一つ。
昨晩、御殿場高原ビール園で宴会の翌朝、5時起きし5時40分出発。
今日はタンデムで荷物が多いので先ずは鰍沢口、富士橋上流のスタート地点に向かった。 到着7時10分。
車を置き、ゴール後列車で取りに来ることも考えていたが、夕方までは2時間おきにしかないので、先ずはゴールの塩之沢に車を回送した。
7時半鰍沢口を出発。 塩之沢発は8時8分なので間に合うはずだ。
間に合わなかったら1時間遅れの列車でも充分だ。
途中、甲斐岩間から先 身延町役場までの間の国道52号線がノロノロ運転状態で焦った。 役場前の信号で渋滞が起こっているようだ。
それほどの都市部でもないのに合点がいかない。信号の制御の工夫などで緩和できるのではないか。
かといって、戻ってからの迂回ルートは距離が長く尾根越えをするので、かえって時間が掛かるかもしれないと諦めながら進んだ。
塩之沢到着 8時3分。何とか8時8分の列車に間に合った。
鰍沢口駅到着 8時44分。9時にスタート地点に戻った。
その間、妻はスタート準備を進め、ラジオを聴きながら私を待っていた。
待っている間に 蝶の撮影
河原のサボテン
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清水端 -0.85m 距離 21.3km
出発準備が整い記念撮影
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私は暑がりなので、春から初秋までは、ドライパンツで
上は薄着か、その上にジャケットを羽織れば充分。
妻は寒がりなので、真夏以外はドライスーツの方が良いのではとの判断。
米国NRS社から、個人輸入したばかりのおニュー。
その着心地がどうかのテストだ。
9:30 出発 今日は水量が多め。流れも早めだ
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すぐに富士橋。 富士川が残念なのは水質がイマイチ
冬の間は軽かったが、温度が上がったためか臭う
5分ほどで 清水端水位観測所
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清水端のライブカメラだ
10:00 鹿島橋 その先に瀬
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鹿島橋の先の瀬はどちらかと言えば穏やかに感じた。
いつもは丸石が川底にゴロゴロしており、ルート取りに気を使ったが、今日はどこでも楽に通過できる。
波もむしろ潰れていた感じだった。
鹿島橋の瀬を通過後すぐに右に直角コーナー
むしろここの方が瀬が大きく感じた。
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10:15 国道52号線の洞門が連続する区間
この終了部分の瀬、西島信号北側の瀬もスンナリだった
10:35 月見橋 いつもは富士山が見えていたが、梅雨では仕方がない
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甲斐岩間の「 聖牛 」の並ぶ場所
最近の大水で 聖牛に絡みついた枯れ草
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横から見ると...水位が高いとスゴイ圧力だろう
今日も左岸よりの細い水路に
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正面角が地図でのStart3スタート点と考えている地点
地図でのStart3スタート点 初めて立ち寄ってみた。甲斐岩間市街からの支流合流地点
左の水門施設から降り、画面左からスタート出来ると下見していたが、草が生い茂っていた。
滑らないように気を付ければ 水路をライニングダウンも可能かもしれない。
今日は、ここからスタートすることも考えていたが、鰍沢口からで正解だったかも。
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再び出発。 先に峡南橋
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川岸になにやら舟を漕ぐ人。聞いてみると来年?から乗客を乗せ川下りをする準備中だとのこと
手打沢合流から下流の右へのカーブ手前に工事用の橋が架かっている!
その先は意外と瀬が大きく(地図では0.5としている)、念のため手前で上陸
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橋から水面まで数10cm、下手をすると頭をぶつける。流れも速く妻も怖がるのでポーテージ
橋の下から再スタート
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11:30 身延町役場
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11:35 富士川橋 この下に長い瀬がある
長い瀬を下り終え振り返る。ラストの2つの岩。
今日はこの瀬は潰れているところがあり、迫力がなかった
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11:45 砂利の河原で昼食 〜 12:15
飯富橋手前。ここはいつもは玉石ゴロゴロのざら瀬だが、今日はほとんどさざ波状態
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12:30 飯富橋 52号線の回送中、流れを見て 何時も通り左岸寄りが良いと判断
富士川 屏風岩の瀬 1段目 動画
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12:45 屏風岩の瀬 1段目
水量が多い分、やや迫力があった。
ラストは左に45度ほど左に折れる。
先の丸石に乗り上げる水で位置が判断しにくかったが問題なく通過。
屏風岩の瀬 1段目を振り返る
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富士川 屏風岩の瀬 2段目 動画
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屏風岩の瀬 2段目
1段目は今までと大差なかったが、2段目は波が大きく、左右から振られる状況が続いた。
撮影時少しズームしていたため、上下の振れが大きすぎたので、途中からキャプチャ画像に切り替えて表示しました。
今回のコース中最大の緊張区間、無事クリア
屏風岩の瀬 2段目を振り返る。 少し下流からなので、あまり迫力を感じられないが
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早川合流。雪解け水のためか水量が多い。
これまで臭いが下流に連れ強くなってきたが、このあたりから少し軽減した感じ
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13:05 富山橋
前回、3/5には右岸側はテトラポットに流れが当たって危険だった。橋の手前も更に流れの状況が変化している
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車を回送しながら、橋から様子を眺めたが、右岸側の危険性は少なくなったように見えた。 調査しようか迷ったが、今まで通ったことがない、左岸側にコースを決めた
常葉川(ときわがわ)合流。 本栖湖から下部・塩之沢に下ってくるときに、この支流に沿って道が付いている
富士川と異なり明らかに水の透明度が違う。
これまで臭う川でいやだったが 清々しい気分に。
ここから100mほど遡れば波高島駅まですぐだ。
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綺麗な水なので胸まで使ってドライスーツのテスト・空気抜き
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再び出発。 富山橋は左岸寄りの方が安心して通り易そう
52号線横の崖の工事をしていた斜面にロープ釣りの人
パワーショベルが崖ぎりぎりから下に腕を伸ばし...
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いくつかの適度な瀬を過ぎ塩之沢の街が見えてきた
塩之沢手前1km付近も大分流れが変わった
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左岸寄りのコース 左からゴール地点(竹藪の手前)、取水堰、国道52号線の高架橋
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14:00 塩之沢ゴール
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水が多いため中洲は見あたらない
いつもの小径は草が生い茂りかき分けて進む
妻はパドルと荷物を持ってゴール到着
3時には撤収完了し、町営下部温泉会館で汗を流し家路についた。
いつもは帰宅後風呂に入るのだが、正直早くにサッパリしたかったため
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・ 清水端水位 -0.85mは、飯富橋より下流は同程度で下ったことがあった。
それより上流はそれまでの最大+5cmだった。
この水量で、屏風岩の瀬は迫力が何時も以上だったが、その他はむしろ瀬が小さく感じられる方が多かった。
・ 気温上昇に伴い、富士川の水質は良くなくなり常に臭いがするのは残念。
・ ドライスーツ・パンツの使用感は、どちらも大満足だった。
内部が一部湿っていたが、汗か結露、漏れなのかは不明。
しかし、今の時期で寒くはないと言っても、水に濡れないのは快適だ。
・ 迫力ある屏風岩の瀬もクリアでき満足のダウンリバーだった
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