仁淀川 (によどがわ)    カヌーツーリング No.33
 上八川川〜仁淀川橋 (赤鉄橋) 2010.5.16 (日)

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 2010.5.16 四万十川でのハードな3日間の翌日、四万十市から海岸沿いを東に向かった。
  久礼のかつお祭りを翌日にひかえた会場を見学、黒潮本陣でゆっくり温泉に浸かり、藁焼きの鰹のたたき定食で下鼓を打ち、英気を養いながら仁淀川の事前調査を行ないながら、道の駅土佐和紙工芸館でP泊。

 当初越知町の宮の前公園から30kmを漕ぐ計画だったが、四万十川で漕ぎ疲れたのと、偵察の結果やはり瀞場が多いことからコースを短縮することになった。
 情報では鎌井田本村の発電所放水口からは水量が増えるとのことだったが、この時はほとんど変化がないように見えた。 妻は疲れたのでサポートに回るというのでソロで漕ぐこととなった。

 道の駅には仁淀川カヌースクールがあり、スタッフに情報を聞くところ水辺の駅付近から道の駅までを漕ぐ前提で、調子が良ければ伊野の仁淀川橋まで延ばすこととした。
 スタート点への道々川の様子を見ながら一旦 上八八川合流点まで偵察。
 狭いながら川に降りられる所を見つけたので、ここからスタートすることとした。
 事前調査でもここからスタートした記事を見た記憶があり決行した。
 
 名越屋沈下橋まで漕いだところ、思ったより快調なので仁淀川橋まで漕ぐことにした。 18.5km


 伊野 0.90m

 道の駅土佐和紙工芸館 紙すきの体験などが出来る
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 道の駅北側から地下道を通り河原に出られる

 道の駅横にあるカヌースクール
 ここのスタッフの方から仁淀川の情報を聞かせていただいた
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 カヌーを積んで搬送してくれるタクシー
 料金はカヌーを積むのは無料でタクシーの走向代金だけだそうだ

 仁淀川の支流上八川川 川が2つ続いているのは地名が上八川に流れる川だから。 道の駅から上流に向かい、出来地 地区で、越知町へ向かう橋の先50mに細い道が30mほど川に延びている所。 7時半に到着し朝食と準備
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 河原へは急な階段を数m降りる。急なため上の段に手を突きながら降りられるので手摺りが無くとも大丈夫

 狭い河原で準備
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 出発準備完了

 8:40出発
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 妻は今日はサポート・撮影部隊を務めてくれる

 越知への道の端をくぐると小さな瀬。岩だらけなのでこの後は進路コントロールで忙しい
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 岩ゴロゴロの瀬を通過。サポート隊が望遠で撮影
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 大きな岩の間を抜けると仁淀川合流点まで200mほど

 瀬を抜けて振り返る。橋を左に進むと越知町への道。昨日偵察で通った 上八川川は水がとても綺麗だった
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 仁淀川合流点
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 合流してすぐ出来地の瀬

 出来地の瀬。 区間最大の瀬だが水量が少ないため軽快
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 仁淀川の水は四万十川より綺麗だと聞いていたがまさにそのとおり澄んでいる

 広い河原、瀞場と時々流れているところ。四万十川よりだいぶ楽だ
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 青い柳瀬橋が見えてきた。

 柳瀬橋、9:05 右岸側が流れている。流れのある方へ左右にトラバースしながら
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 サポート隊が柳瀬橋の上から

 柳瀬橋 サポート隊下流側から

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 広い川幅、浅いため流れている所を探しながら下る

 釣り師に遭遇。場所を換えに移動中だった
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 水辺の駅下の河原で待つサポート隊
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 水辺の駅下の河原。サポート隊と合流 9:30

 広い河原。静かな水面に雲と山が美しい。この辺は一生懸命瀞場を漕ぐ
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 時折現れる流れで嬉しくなる

 美しい水の流れに乗って気持ちがよい
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 ノンビリ下っていたら隠れ岩に乗り上げそうになった(下流から)
 
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 サポート隊も隠れ岩の回避、見てたのね〜〜

 本村地区の砂利採取場
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 東邦オリビン 巨大なコンクリートの壁で囲まれている
 産業廃棄物処理施設のようだ。
 どうりで下流の名越屋沈下橋に似つかわしくないダンプがひっきりなしに通るわけだ

 [ 事前撮影 ] 名越屋沈下橋を渡るダンプカー
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 [ 事前撮影 ] 東邦オリビンへの産廃物を運ぶダンプのようだ

 名越屋沈下橋が見えてきた
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名越屋沈下橋 10:30 橋の向こう側下で撮影隊が

 この橋にはところどころ人が車を避けられる所がある
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 撮影隊 名越屋沈下橋を通る
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名越屋沈下橋を通る

 上から見下ろす
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 アオサギを間近で撮影しようと近づくが飛び立つ

 美しい川面。木々の色の反射が美しい...
 ってことは、流れが無いんです。一生懸命漕いでいます
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 チョット疲れたな〜

 道の駅手前の右カーブ付近は久しぶりの流れ、嬉しい〜
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 勝賀瀬地区のカーブで家族のカヌー。準備に忙しそうだったので挨拶だけで通過

 道の駅 土佐和紙工芸館到着 11:00
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 サポート隊が待つ 後の鯉のぼりの下が地下道出口

 道の駅前の瀞場ではカヌースクール 高校生のスクールだ
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 大勢の高校生にマンツーマンでインストラクターが指導中
 今日初めての体験、何回か練習して川を下るのだそうだ

 インストラクターと会話。インフレータブル艇に興味があるらしくいろいろ質問された。
 想像以上に硬く、ガッシリ、重く、高価との感想だった。
 一般的にはゴムボート程度と思われているのだろう
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 道の駅の先は右岸側に小さな瀬

 広い河原をノンビリ...イヤ一生懸命漕ぐ
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 さくら病院前を通過 11:20
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 左右に分流。右岸側を選ぶ

 川幅20mほどに狭まっているので流れて気持ちがよい
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 ここが緑のトンネルか?と思い一休み

 狭い水路を抜けると水門が。
 具同の水位観測所かアンテナもある
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 アレレッ、細い水路に木が覆い被さっている。これが緑のトンネル、通称「釧路川」出口か? 入口が解らなかった。
 流れが速いが必死で漕ぎ上がり、様子を見てくる
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 中間当たりのカーブまで漕ぎ上がり雰囲気を味わう。
 加田キャンプ場に気を取られ入口を見つけられなかった

 手前の瀞場で向かい風が強く大変だったが、右カーブすると仁淀川橋が見えてきた。 左に伊野の水位観測所。
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 ゴールの仁淀川橋右岸が間近

 伊野の水位観測所とゴールに向かう
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 13:00ゴールに到着 18.5km、実質4時間

 仁淀川橋をバックに記念撮影
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 四国のツーリングはこれで終了。 堤防で艇を乾燥

 ゴールの仁淀川橋
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仁淀川橋の堤防。 右岸下流側に公園のトイレや売店

 婦人会が開く売店・食堂が
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 メニューも豊富で安い

 手前鰻丼650円、安い!
 上側は鰻定食700円、安い! ご飯と別かと思い妻が頼んだが、鰻丼との差は吸い物の有無???
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 鰻の能書きポスター。安すぎて本当か〜?
 でもとても美味しかった
 チョット タレが濃くたっぷりだったので夜まで喉の乾きには参ったが。

 ゆっくり蘇鶴温泉で入浴し疲れを癒した
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 翌日、仁淀川の河口をまで見ながら高知市に向かう
 八田堰 ここは下れるか?などと見てしまう。
 当然ここはポーテージ。
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 仁淀川大橋

 河口の黒潮ラインの仁淀川河口大橋
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仁淀川河口大橋左岸側から。仁淀川河口だ

 [ 仁淀川の感想 ]

 ・ 瀞場が多いとはいえ、時折流れや小さい瀬があり楽しめた。
  水量が多いときには越知町からの30kmも可能かと思われる。

 ・ 水は四万十川に比べ、情報通り綺麗だった。

 ・ 四万十川でもそうだったが、10時を過ぎると風が吹き始める。午後には強くなった。
 計5日間とも同様だった

 ・ 区間で確認できたスタート/ゴール可能な場所
  ・ 上八川川、越知への橋上流50m ( 本文内参照 )
  ・ 水辺の駅 下流側すぐの信号から河原に下れる道が続いている。 ( 以前沈下橋があった場所 )
  ・ 道の駅土佐和紙工芸館 ( 本文内参照 )
  ・ 加田キャンプ場
  ・ 仁淀川橋右岸 ( 本文内参照 )
  ・ その他何カ所か見受けられたが進入路が確認できなかった
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