魚野川カヌーツーリング   No.25
浦佐大橋〜越後川口・信濃川合流地点  2009.10.15 (金) 

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 昨年2度漕いだ魚野川、今回は浦佐から出発し、越後川口までの21.8km。
 ゴールは越後川口の信濃川合流地点とした。
 堀之内町の宇賀地橋より下流は初めての区間のため、航空写真やツーリング記事による事前調査をし、比較的穏やかな流れであると予想された。
 しかし鋭角の曲がりが2個所あること、川口やなは 左岸1/3が大きく V字状と絞られ、残りの水路に白波が立つ部分が見受けられた。(後述)
 この上流でスカウティングしてからポーテージするか判断することとして出発した。

 前日移動、越後川口SAで仮眠の後、ゴール地点を下見後 土手に車を置き、キャリアに機材を積み、 越後川口駅から上越線で浦佐駅に向かった。


 

小出 88.6m
 

 朝もやの立つゴール地点付近
 車を置いた土手
 

 越後川口 R17脇の土手から河原を見る
 中央上から下ってくる信濃川、左から魚野川

 越後川口 信濃川・魚野川合流地点 ゴール付近の航空写真
 R17が右にカーブし登り坂になる直前、堤防への進入路がある。
 スロープを下ると河原に車で進入可。但し葦や草が茂り川に出られる場所は限られている。
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 越後川口駅 インターを出て駅に荷物を置く 7:30
 車を堤防上に置きに行き戻る。(徒歩10分)

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 越後川口駅改札 ホームへは階段を登る

 越後川口駅ホーム カヌーと用具をキャリアに

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 8:04発の電車に乗る

 車内は空いているのでよかった

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 八色付近の魚野川。このあたりにいくつかの瀬
 次の浦佐で下車 気分が高まる!
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 8:26着 浦佐駅改札を出る

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 駅前の田中角栄像

 スタート地点の堤防までは 駅から約500m
 堤防の街側、川側ともに階段があり河原に踏み跡がある

 下流側越後川口まで行きたいので浦佐出発とした。
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 駅前を真っ直ぐ川の方向へ向かう
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 8:50 出発地点の河原に到着
 キャリアを曳いてゆっくりのペースなので15分
 

 スタート点には小さな水路

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 水路と川の間で準備

 下流の多聞橋、その先に上越新幹線の高架線路

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 上流の浦佐大橋

 出発準備が整い記念撮影

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 9:30出発 浦佐駅の真東から

 すぐに多聞橋

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 小さな瀬を越え上越新幹線の高架線路

 水防パトロールの人がこちらを撮影していた

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 多聞橋下流の瀬を通過 高架線路との組み合わせた景色も悪くない

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 岡新田付近の途切れた橋が見えてきた

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 昨年と変化していない途切れたままの橋

 浦佐方面を振り返る

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 八色大橋が見えてきた

 八色大橋間近

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 八色大橋の手前で分流、右岸側へ

 分流後丸石で張り出した水制があるので注意

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丸石の水制

 八色大橋通過 9:52

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 八色大橋を振り返る

 石の上のダイサギ

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 特にダイサギは警戒心が強いので近づくと飛び立つ

 左は浅く右の先には小さな水制 逆Z字型に通行

 水制の下で箱メガネで何かを探している人
 聞いたら石を拾っているそうだ。不思議???
 太い鉄製のクマデを持っていたので確かにそのようだ
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 遠くから中央の2本の柱が見えロープが張られ、気になって近づいたが、昨年には無かったヤナらしきものが。

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 通路を探し右往左往したが川幅一杯に作られ、慌ててフェリーグライドで右岸に寄り上陸 10:35

 川幅一杯に作られたヤナ

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 ヤナの中央部

 砂利の河原に引き上げ80mほどポーテージ

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 ヤナ直後の河原に降ろし再スタート 10:45

 トビが集まってきて頭上を旋回しながら魚を狙っていた

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 足を水に突っ込み魚を捕らえようとしたが失敗
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 福山橋通過 10:58

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 そろそろ小出の街に入る

 小出インター西の青島大橋 このあたりはゆっくりした流れ

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青島大橋通過 11:05

 青島大橋を越えて振り返ると越後三山 越後駒ヶ岳(左)・中ノ岳(中央)・八海山(右)

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 小出駅手前 上越線の電車が通過 1時間1本程度なので なにかラッキーな気分

 市街中心部と小出駅を結ぶ小出橋

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 小出橋とJR只見線鉄橋との間に上陸できそうな所発見

 JR只見線鉄橋 8月にはこの沿線沿いに会津若松まで行った道中が甦る

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 古ぼけているが何故か気になる鉄橋だ

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 右岸側末端はカーブになっている

 破間橋との合流付近の瀬を過ぎ堀之内橋通過 11:30

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 堀之内水位観測所手前で昼食 11:40
 堤防の上にはトイレもあり(水車小屋の建物)便利。
 昨年2回目のツーリングではここをゴールとした
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 12:12 休憩後出発 水門左の建物がトイレ

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 堀之内水位観測所

 根小屋橋

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 堀之内インター西北西に堀之内ヤナ アオサギが門番をしているようだ

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 アオサギの大群乱舞

 宇賀地橋通過 12:33
 昨年1回目のゴール この先は未知のコース

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 慎重に監視しながら進む

 時々岸の茂みから鴨の群が飛び立つ

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 瀬を通過し振り返ると
越後三山 越後駒ヶ岳(左)・中ノ岳(中央)・八海山(右)
 この先は谷間に入るので瞼に姿を焼き付ける


 前方に白波があり興味を引いたが岸に近かったので安全コースで。 横から見ると突入しなくて良かった
 

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 90度方向が変わる八郎場付近 洞門が見える
 ここに流れが突き当たり左90度方向に変わる

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 突き当たり付近のエディは大規模で要注意
 突き当たりの流れが左右に分かれ、右は永久ループ
 左側エディの縁を進むが方向を曲げられるので修正
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 エディ部を抜けるとすぐに3つの橋

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 手前 JR上越線、真中 上越新幹線、奥が国道17号

 上越線鉄橋下で電車が通過し見上げる

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 上越新幹線の鉄橋 さすがに造りが厳重。
 橋脚下部は鉄板で保護されている。
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 3つ目の橋 国道17号

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 3つの橋を通過後振り返る。 上流からは逆光だったが、美しく見える。 大井川のトリプルブリッジの雰囲気
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 正面が2つ目の直角方向転換場所だ。
 この先が川口やな 緊張が高まる

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 90度方向が変わると 目の前にヤナが見えてきた
 手前は川幅100mほどの瀞場なので一旦中央部まで進み様子を見る。
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 右岸に着けてスカウティングする。13:30

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 張り出した木材と丸石積みの左はヤナ。右の流れの様子を偵察する
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 事前に見ていた航空写真。 落ち込みが大きそうなので慎重に偵察。落ち込み通過後楕円内に流木多数(後述)
 距離は長いが左岸に上陸しポーテージもできそう

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 ヤナ右岸側の落ち込み 左は丸石、右には枝や鉄筋のようなものが見えた
 下れそうなので慎重にルートを頭にたたき込み、一旦上流側に戻ってから方向転換し突入
 

 落ち込みを下り終わり、左岸に上陸。
 先方に流れが当たり流木がある

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 ヤナ先端部 木材の木組みに丸石を積み重ねた構造
 長さ150mでV字形に絞ってある

 落ち込み部パノラマ 1段目は障害物注意 2段目は落ち込みが大きかった

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 落ち込み部全景パノラマ 下流側左端
に流れが当たり流木が溜まっている。右の水はヤナからこぼれた浅い流れ
 

 流木の溜まりに間違って入るのが恐ろしく、安全な所までポーテージ。

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 上流から見た流木の溜まり。流れが入り込んでいる

 流木の溜まりを下流から振り返る 突っ込んだら恐ろしい

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 川口やなの施設 建物からヤナまでの橋も立派だ

 ヤナを通過した水が勢い良く合流する 13:55通過

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 ヤナを過ぎると関越自動車道の橋

 越後川口の街が見えてきた 手前JR飯山線の鉄橋

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 飯山線の鉄橋を過ぎると川口橋 手前旧道、先が新道
 旧道の橋脚周辺には多くのテトラポットが置かれ注意。
 中央を通過
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 穏やかな流れとなり信濃川合流点が見えてきた

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信濃川合流点 ゴールに到着 14:15

 上陸地点から見た信濃川

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 堤防から見た魚野川・信濃川合流地点。上陸地点は左端(小さくカヌーが置いてある所)
 

 上陸地点は幅2mほど草が刈られている

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 途中津南の立ち寄り湯で入浴。とても良い湯、掛け流しの気持ちのよい風呂だった

 

 撤収作業 ここまで車で進入できるので楽だ。
 明日は千曲川下り。
 越後川口から信濃川・JR飯山線沿いに飯山に移動。
 

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